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下歯槽神経に近接した炎症

2022/07/29

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
親知らず抜歯希望で来院された方。
何度も膿が持続して出てくるのが気になりスッキリしないから抜歯したいと来院されました。
全体レントゲン後、下歯槽神経にかなり近接している所見でしたのでCTを撮らさせていただきました。
 

 

 

 
水平埋伏していますが、歯冠部を取り囲む大きな嚢胞が存在することがわかります。
これが持続して口腔内に膿として出ていたと考えられますが、この炎症は下歯槽神経にかなり近接している状態であることがわかります。
紙一枚ぐらいでしょうか。
抜歯後に、掻爬を乱暴に行ってしまうと神経損傷リスクがかなり高いことがわかります。
 
このような場合、麻痺リスクも考え抜歯後はドレーン留置などによる開窓療法を行う場合があります。
掻爬せずに閉創してしまうと、嚢胞のみ残ってしまうので嚢胞を一部残す場合は閉創しないように、ガーゼなどを交換しながら炎症を除去していきます。
 
今回おそらく抜歯後はそのような処置になってくるかなと思われます。
抜歯と同時に神経傷つけずに嚢胞が取れてくればそれに越したことはありませんが。
現段階では特に麻痺も出ていないとのこと。
麻痺に慣れてしまっているのかもしれないですがね・・・・
 
 
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員