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癒合歯ってご存知ですか??

2020/02/05


 
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
癒合歯って知っていますか?「ゆごうし」と言います。
 
癒合歯は、その名のとおり2本の歯がくっついて、1本の歯のようになった状態を言います。
 
癒合歯は、歯の機能としては問題ないのですが、虫歯になりやすかったり、乳歯の場合だと、永久歯との生え代わりがうまくいかなかったりと、実は様々な問題を引き起こすきっかけとなります。
 
さて癒合歯とは、隣同士の歯が結合して1本の歯のようになった歯のことです。永久歯より乳歯でよく見られ、下の前歯の真ん中から2番目(乳側切歯)と3番目(乳犬歯)、真ん中(乳中切歯。いわゆる前歯)と2番目の結合が多く見られます。上の歯に発生することもあり、その場合は真ん中と2番目の歯が結合している場合が多いです。
あまり聞かない言葉ですからレアな症状のようにも思えますが、乳歯での発現率は4%前後あり、意外と確率の高いのが特徴です。
 
ちなみに、癒合歯の他に、癒着(ゆちゃく)歯というものもあります。
 
癒合歯は、歯の中で一緒になっている歯であり、癒着歯は歯と歯が外のセメント質でくっついている状態のことを言います。
 
さて癒合歯が起こる原因は、はっきりとはわかっていません。ただ、胎児期に歯の卵が(歯胚)が作られるときに、隣の歯胚とくっついてしまうことが原因だといわれています。
 
癒合歯になったとしても、歯の機能そのものは全く変わりありません。
 
しかし、次のような事態が起こるリスクが高まります。
 
①虫歯になりやすい
癒合している歯は結合部がへこんで溝になっているため、そこにプラークや汚れが溜まりやすい状態です。その溝をしっかりとフォローしないと虫歯リスクは高まります。
 
②永久歯が生えにくい
乳歯に生え変わる永久歯は、先に生える乳歯の存在を確認してから顎の中で形成されます。そのため、2本の乳歯が癒合していると「乳歯は1本」とみなされて、永久歯の芽も1本分しか作られず、1本欠如することがあります。ちなみに癒合歯によって永久歯が足りなくなる確率は、50%弱とも言われています。
 
③生え代わりが遅い
乳歯が永久歯に生え変わる際、通常は乳歯の根が徐々に吸収されて自然に抜け落ち、その後から永久歯が生えてきます。しかし、癒合歯は根の吸収がうまく進まず、歯の交換期になっても自然に抜け落ちないことがあります。
そのような場合は、永久歯の萌出を促すため、抜歯を行う場合となります。
 
④歯並びが悪くなる
癒合歯の乳歯が抜けた後に永久歯が2本生えてくる場合、歯が生えるスペースが狭いために、永久歯が曲がって萌出したり、段差になったりと歯並びに影響を与えることがあります。
 
このようなことが起こらないような対策としては、癒合歯が疑われたら早めに歯医者さんにいくことです!
 
歯医者さんに早めにいくことで、虫歯の管理をしっかりとしていく、レントゲンを撮って永久歯が先天的に欠如していないか、、どこの位置にいるのかを確認する。
 
こういったことを早期に行うことで、様々なトラブルから回避することができます!!
 
仕上げ磨きの際に、「これって!?」と思ったらすぐ相談ください!
 
 
 
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