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口臭が気になる

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
気がついている方も気がついていない方も、口臭と言われるとやはり気になります。
 
コミニュケーションにおいては自身の口臭や、相手の口臭は気になりますよね。
 
口臭にはいくつかタイプがあります。
 
* 生理的口臭
* 外来性口臭
* 病的口臭
* 心理的口臭
 
大きく4つのタイプに分かれます。
 
生理的口臭は、寝起きや空腹時や、緊張時に唾液が減少することにより発生する口臭です。これらは治療対象とならず、食事接種や水分接種、歯磨きなどにより回復します。
 
一番問題になるのが病的口臭です。
 
歯周病、虫歯、根尖病巣、舌苔、唾液分泌減少。
 
様々な原因により口腔内で細菌が病的に大量発生することで放出していきます。
 
病的口臭は歯科医院での治療が必要です。
 
歯周病のケア、虫歯治療、口腔清掃指導と適切なセルフケア。
 
口臭はマナーと呼ばれるように、なぜ口臭が発生しているなどをまず歯科医院で確認すると良いと思います。
 

 
 
 

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歯の本数

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯の本数何本あるかご存知ですか?
 
数えればわかるのですが、先天的に欠如していることもあるので数えた数が正しいとも言えません。
 
一般的に前歯は、6前歯と呼ばれ、正中から左右に3本ずつ、トータルで前歯は6本存在します。
 
そしてその横に小臼歯と呼ばれる、大臼歯に比べると少し小さい奥歯が左右2本ずつのトータル4本。そして大臼歯が2本ずつのトータル4本。ただ、大臼歯は親知らずまで全てある方は3本ずつ存在します。
 
そしてそれが上下で存在するため親知らずを除くと14本ずつの合計28本が正解になります。
 
28本全てなければいけないかと言われればそうでもありません。20本が咬合状態にあれば一般的な食事であれば問題なく食事ができると言われます。
 
正常な咬合状態であればですが、咬合力などは個々によって違うので大臼歯までは基本的にはあった方が良いと考えます。
 
奥歯は垂直的なストッパーになります。
 
前歯を守るためにも奥歯は必須です。欠損したら次のトラブルが起きる前に早めに治療を受けるようにしましょう。
 

 
 
 

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良い歯の日

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
今日は4/18。
 
そう、良い歯の日です。特に歯科界の中でも記念日にもなっていないので私が言っているだけなのですが、皆様にとって良い歯とはどのような状態でしょうか。
 
私が定義する良い歯とは、きちんと感染コントロールができている歯のことです。
 
それが治療している歯であっても、インプラントであっても義歯であっても。
 
歯周病に罹患していない、虫歯になっていない、インプラント周囲炎になっていない、咬合関係に問題がないなど様々ありますが、感染コントロールできているということがとても大切だと考えます。
 
痛みがなくても感染している場合は往々にしてあります。例えば根尖病巣や歯周病。
 
慢性炎症は疲れたら痛くなるなど、普段はほとんど症状として出ていない状態。しかし裏では自己免疫がずっと活動している状態。その状態を繰り返せばいずれ感染が他の部位に移行して全身的にも悪い影響が出ます。
 
では良い歯を保つためにはどうしたら良いか。
 
それは歯科医院に定期的メインテナンスに行くことです。歯科医院で早めに気づくこと。これが大切です。
 
早めに気がついたらすぐ治療しておくことが良い歯を保つためには大切です。
 
皆さんもしっかりと定期的に歯科医院に行きましょう。
 

 
 
 

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義歯を小さくすることの弊害

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
入れ歯が気持ち悪くて使えないからできるだけ小さくしてほしい。そういう悩みを持つ方は多くいらっしゃいます。義歯を提供する側としても、できるだけ違和感の少ない形で提供しようとしていますが、並行して考えることがいくつかあります。
 
一般的に義歯を提供するにあたり、歯科医師が考えるべきポイントは下記が挙げられます。
 
1.違和感を少なくする
 
2.外れないようにする
 
3.痛みが出ないようにする
 
4.残存している歯が悪くならないようにする
 
5.噛みやすいようにする
 
よって歯科医師が思う最良の義歯とは上記が満たされた状態を指します。
 
そして上記を満たすためには設計の条件があります。
 
その条件から逸脱することにより、上記の5つのどれかが達成しなくなります。
 
最もわかりやすい例が義歯のサイズ。
 
義歯は口腔にとっては当然ながら違和感がありますので、小さければ小さいほど違和感は減ります。
 
しかし義歯のサイズを小さくすれば達成できなくなる項目があります。
 
– 義歯の安定性
– 痛みの出現
– 粘膜疾患の出現
– 顎堤の吸収異常
– 残存する歯の動揺
 
当然ながら小さくすればその分他にかかる負担は大きくなります。義歯が破折するリスクも高まります。
 
安易に小さくするということはリスクしかありません。
 
義歯を小さくして、この義歯すぐ外れてしまうと訴える方がいますが、残念ながら当然です。
 
総入れ歯など気持ちが悪いからと言って奥を短くすれば安定できずに落下します。吸着には条件がありますので短くした段階で条件が崩れます。安定剤などを使用するしかありません。
 
また短くした総入れ歯を使っていると顎堤吸収が著しくなり、前歯付近にフラビーガムという粘膜の過形成ができます。
 
もし義歯のサイズで悩んでいるのであれば、むやみに小さくしてしまうのではなく、インプラントなどの選択肢を取り入れるべきだと思います。
 
インプラントを1本、2本入れてオーバーデンチャーにするだけで格段と快適になります。
 

 
義歯が気持ち悪くてお悩みの方は是非インプラントオーバーデンチャーを検討してみてください。
 
その方が長く食事を楽しめると思います。
 
 
 

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マウスピース矯正の管理方法

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
マウスピース矯正は行う方は増えてきていますが、今日はその管理方法や通院方法になります。
 
一度通院すれば交換キットが届くセルフ型マウスピース矯正を行っているクリニックもありますが、マウスピース矯正は適合が命なので、適合チェックを確実に行い管理する必要があります。
 
ご自身で適合管理が完璧に行える場合は全てのマウスピースを含めお渡しする形でも良いのですが、適合が一度ズレた状態で進行してしまうと思うような結果が出ません。
 
そのズレを、患者さん自身でわかればOKですがマウスピース矯正の難しいのが、正確に装着されている状態でも付けた時適合力が高く違和感があるため、正確に装着されていなくてもそれなりの違和感があるため、感覚では判断しにくいということが挙げられます。
 
一本一本しっかりと装着されているかどうか。
 
アタッチメントがあればアタッチメントまで入り込んでいるかどうか。
 
その正確な状態で進捗することが大切です。
 
当院では初めて装着した場合はひとまず、3セットだけお渡しし、2.3週間後に一度適合チェックや写真撮影を行います。
 
管理が大丈夫そうであれば、2ヶ月分、3ヶ月分と徐々に伸ばしていきます。
 
最初が肝心ですので、適合が難しくなりやすいファーストステージは必ず来院しましょう。
 

 
 
 

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嚢胞が疑われる親知らず

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
親知らずの抜歯を希望されて来院された患者様。
 
完全埋伏だけで腫脹することがあるとのこと。完全埋伏だけど腫脹するの?と思う方もいますが、部分的に骨欠損が存在し、ポケットと繋がっていると細菌が内部に侵入し親知らずが痛むということになります。
 

 
2Dのレントゲンでは完全埋伏。
 
ただ歯冠を取り囲む嚢胞が疑われる透過像が確認できます。
 
3Dでチェック。
 

 

 
やはり嚢胞が疑われます。
 
下方に位置する嚢胞は下歯槽神経にかなり近接しているため要注意に撤去が必要です。
 
予想されるのは、含歯性嚢胞や角化嚢胞性歯原性腫瘍。共に良性腫瘍に分類されますが、角化嚢胞性歯原性腫瘍は術後の再発率が少し高いのが特徴。
 
今回は、摘出後に病理に出したいと考えます。
 
このような嚢胞は徐々に大きくなる傾向にあります。
 
大きくなるということが顎骨を融解していくということ。周辺の歯は動揺してしまい歯根は吸収してしまう。できるだけ放置しないのがベストです。
 
腫脹を繰り返す親知らず。
 
嚢胞だったということもありますので、気になる方は早めにご相談ください。
 
 
 

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噛み合わせの重要性

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯科治療の中で最も難しいことはと言えば噛み合わせを作ることです。
 
噛み合わせは噛む高さや水平的な動きをした時にガイドとなれるか。
 
長期的に安定した状態を維持するためには、適切な噛み合わせを設定することはとても大切です。
 
噛み合わせの高さが高すぎたりすれば、咬合性外傷が発生し、歯が痛くなってしまうこともありますし、顎関節症状にも影響が出現します。
 
また低すぎてしまうことで、噛めないということが発生し、他の歯に負担がかかるほか、食事摂取や顎関節にも影響を及ぼします。
 
低すぎることの問題点はとても大きく、噛みにくいからということで反対側で噛み続けることにより、咬合が変化し、顎関節症も出現してしまいます。
 
正中の位置など明確に変化します。
 
インプラント治療、ブリッジ、義歯など大きな治療となる場合の噛み合わせの設定はとても慎重に行わなければなりません。
 
特にインプラントブリッジなどは仮歯で咬合を作っていくということもします。
 
咬合が悪ければ必ずどこかで弊害が起きます。
 
咬合を考慮した、歯科補綴処置はとても重要です。
 

 
 
 

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根管治療を行うか行わないかの判断基準

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯科治療の頻度が高い根管治療。
 
当院でも根管治療は保険でも保険外でも行っていますが、根管治療って回数がかかりますよね。
 
一回で終わらないことが多い。
 
根管の形態や、感染状態。様々な要因で根管治療の回数がかかりますが、それでも数回では終わるようにしています。
 
当院では根管治療を行うか、行わないかの基準は明確に設けています。
 
– ラバーダム防湿が不可能
– 破折ラインに沿って付着歯肉の喪失を認める
 
大きくこの二つに該当される場合は抜歯適応となり、根管治療はしません。
 
ラバーダム防湿ができない、いわゆる通常治療ができない状態はどういう状況を指すかというと、
 
– 虫歯が進行して歯肉の下まで入り込む状態
– 開口量が不十分で治療器具が届かない場合
 
ラバーダムが装着できずに根管治療してしまうと、再根管治療のリスクが劇的に高まります。口腔内の細菌、呼気からも防湿できていなければ細菌感染してしまいます。根管治療を何度も行っていれば歯はどんどん弱くなります。抜歯に向かう可能性が高まります。
 
よってラバーダムでの治療が必須なのです。
 
開口量が不十分でラバーダムなどの標準治療ができない場合も抜歯適応となります。道具が届かないということは治りません。
 
破折に関しては、歯周ポケットと繋がり深くなっている場合は深いポケットからの感染が止まらなくなるため付着歯肉が喪失している場合は根管治療はしない方針としています。
 
根管治療は何度も行わない方が長期的な予後も良好です。当院では複雑なケースは根管治療専門の歯科医師も来ているため任せています。
 
お悩みの方はご連絡下さい。
 

 
 
 

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スマイルデンチャーの寿命

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
欠損後の補綴処置として、義歯があります。
 
歯を削る必要なく、とても簡易的な補綴方法。
 
欠点としてはサポートしている歯に影響を与えたり、何よりも義歯ならではの不自由があります。
 
外れるリスク、歯肉が痛くなるリスク、舌や頬粘膜の違和感、発声のしづらさ。保険だと審美的な課題。
 
それを抜きにすれば安価ですぐ作れる義歯は大きなメリットとなるわけですが、ずっと同じもので一生使えることはありません。
 
スマイルデンチャーと呼ばれる保険外で作成する義歯も2-3年が交換の時期と言われます。
 
スマイルデンチャーは金属のバネがなく、ウイングと呼ばれるフックが歯にかかるわけですが、取り外しにより段々とウイング部分が劣化していきます。
 
ウイング破折も起こることがあります。
 
またスマイルデンチャーは特殊な材質で作成しているため、修理は専用のラボに出す必要があります。
 
そのため基本的にはスマイルデンチャーの破折などは修理するというより、新製する形となります。
 
不適合の状態で無理に使うことは、残存している歯や顎堤を悪くしてしまうリスクになりますのでできるだけ2年で交換のイメージを持つと良いと思います。
 
もちろん適合に問題がなければ、2年以上も使用することができますので歯科医院で随時チェックするようにらしましょう。
 

 
 
 

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クレンチング

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
ブラキシズムの一つにクレンチングというものがあります。一般的に歯ぎしりと言われるものには3つの分類があります。
 
– クレンチング
– グランディング
– タッピング
 
(上記含むコンプレックス型)
 
そのクレンチングは食いしばりの一つです。
 
垂直的にグーっという食いしばりが強く、咬筋が発達し下顎角が発達している他、口腔内の特徴としては臼歯部の咬耗が大きいため、歯の丈が短い、内頬に歯の圧痕がある、舌に圧痕がある、知覚過敏がひどいなど様々な症状があります。
 
クレンチングは夜だけでなく、日中起きている時間帯にも発生していると言われます。
 
舌の位置が低い低位舌の方は、ほぼクレンチングがあります。
 
対策としてはマウスガード。
 
ハードタイプの硬いマウスピースを装着することで食いしばりを予防することができます。
 
食いしばりがある方は、歯科治療も困難です。
 
開口する筋肉と閉口する筋肉のバランスが悪く長時間開けているのが困難な他、異常に閉口筋が強いため開ける量自体と少ないのが実際です。さらに低位舌で呼吸困難になりやすい。
 
クレンチングは改善しておきたいですね。
 
気になる方はご相談ください。
 

 
 
 

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