Blog
ブログ

神経の取った歯が痛い!!

2019/12/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
よく患者さんから、「昔、歯の神経を抜いたのに最近その歯が痛むがなんで?」というご質問をよくいただきます。
そもそも歯の神経というものは、歯髄(しずい)と言われ歯の一本一本にそれぞれ存在し、いわゆる神経と、血管系、結合組織で構成されています。
そのため歯に刺激が加わることで神経が反応し、痛みが出現します。
で、ここからが問題で神経を取れば確かに歯の痛みはなくなる・・・はずです。
では、なぜ神経のとった歯が痛くなるのでしょうか?
 
簡単にいうとそれは「歯根膜の痛み」「骨のダメージによる痛み」によるものとなります。
虫歯によるダメージが大きい場合は、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かします。
 
そして溶かして大きくなると、歯肉が腫れたり、噛むと痛みが出現したりします。
歯がぐらつくこともあります。根尖性歯周炎というものです。骨が溶かされて、骨の裏打ちがなくなった歯は噛むと痛みが出たり、響く感じが出ます。
 
また、歯根膜の痛みによるものの可能性も考えられます。歯根膜は虫歯の炎症の波及が深いと歯根膜にも炎症を及ぼして噛むと痛みを出現させる場合がありますが、その他にも強く噛んだ衝撃や、打撲によるもの、歯ぎしりや食いしばりなどに出現することもあります。
 

 
これらより、神経の有無に関係なく痛みは出ます!
特に神経の取った歯は、虫歯による痛みなどを感じにくい性質があります。神経があれば「冷たいものでしみる」「熱いもので痛む」という症状が出るので気付きやすいですが、神経がないことで致命的に虫歯が進行していたり、気づいたら骨が大きく溶けてしまって保存が不可能な状態になってしまうこともあります。
ですので、神経の取った歯は、定期的にチェックすることはもちろん、少しでも違和感などがあればレントゲンなどで早めにチェックすることが大事です。
早めのチェックで、根尖性歯周炎の予後は大きく変わってきます。
みなさま早め早めの受診をお勧めします!
 

 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

トライアスロンで健康ライフブログ(趣味のトライアスロンのレース記です)
http://triathlon51.com

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員