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保険と自費の根管治療の違い

2023/05/10

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
当院では今週12日より根管治療専門として東京医科歯科大学より望月先生をお招きして専門治療が開始されます。根管治療には保険で行う根管治療と、今回導入した専門の先生での自費治療の二つの選択があります。
 
この違いについて本日は簡単に解説します。前提として歯の神経の治療である根管治療は、歯科治療の中でも高度で緻密な技術を要する、難易度の高い治療となります。
 
その治療のほとんどが根管内という盲目下の中で進めなければいけなく、もちろん現代においてはCTの活用やマイクロスコープの活用などによりよくなりましたが、解剖学的にも難しい形をした根管、無数に存在する根菅内を無菌化するのは非常に困難であることは間違いありません。
 
保険と自費の根管治療の大きな違いの一つは治療後の結果、いわゆる治療後の成功率、治療後の歯の寿命が変わってきます。
 
保険診療は、あくまで最低限の機能を回復させることを目的としているため、検査や使用できる薬剤には制限があります。良い材料であっても保険内で認められていない場合は使用できないのが実際です。セラミックなどいい例ですが、審美的にも美しく、生体親和性もよく、歯の負担も少ない素材ですが、高価であることから保険の枠組みに入れないため、自費診療となります。このようなことが根管治療でも起こります。
 
自費の根管治療で使用する機材は多種多様。その方の根管の状態により使い分けるほか、完全な無菌化を目指す取り組みなども行われます。また回数もかけないように、1回の治療を60分ほどとって、2回での治療終了を目指します。保険の根管治療において難しいと呼ばれるケースにおいての成功率は50%と言われており、半数が再度細菌感染を発症し再発、もしくは抜歯という運命をたどります。何度も何度も根管治療をしている歯は細菌感染を取りきれていない、保険診療では限界なのかもしれません。
 
そして技術力。根管治療はその専門医と呼ばれる資格があるほど専門性が高い治療となります。
 
大学病院で紹介患者さんがほとんどの世界で難しいケースを多く臨床経験のある専門の先生であればあるほど、その機材のチョイス、薬剤のチョイスそして治療技術は洗練されたものとなっています。
 
根管治療後も何度も繰り返している歯がある方、どうしても抜歯せずに自分の歯で食べていきたい方、保険ではなくより質の高い専門的な治療をうけたい方は是非一度ご相談ください。
 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員