Blog
ブログ

基本を厳守したアンテリアガイダンスとバーティカルストップ

2024/02/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
口腔内の状態が安定し、長期的に良好なまま管理する上で最も大切な点はなんだと聞かれたら、この2つだと思います。
 
アンテリアガイダンスとバーティカルストップ。
 
もちろん、歯を磨くことや細菌管理を行うことはとても大切ですが、その前の段階として適切な咬合関係にあることは歯を保存することや、顎関節に異常をきたさないこと、詰め物や被せ物の保存などさまざまな要素で大切なポイントだと考えられます。
 
アンテリアガイダンスとは、咬合の中で特に前歯部分の歯が動く際のガイダンスを指します。適切なアンテリアガイダンスは、正常な咬合パターンや口腔機能を維持するために重要です。
 
1. **前歯の軽い接触:**
– 前歯部分は、咬合時に軽い接触を持つべきです。これは、特に側方咬合(左右の歯が触れ合う状態)の際に重要です。前歯が自然に軽く接触することで、咬合圧力が前歯に分散され、奥歯への負担が軽減されます。
2. **機能的な動き:**
– アンテリアガイダンスは、噛み合わせ時に前歯が滑らかに動くことを意味します。この動きは、食べ物をかみ砕く際や会話中など、口の中での様々な機能的な活動において重要です。
3. **TMJ(顎関節)の安定性:**
– 適切なアンテリアガイダンスは、顎関節(TMJ)の安定性にも寄与します。前歯の適切なガイダンスがない場合、顎関節に不必要なストレスがかかる可能性があります。
4. **咬筋の調和:**
– アンテリアガイダンスは咬筋の調和にも影響します。前歯の正確なガイダンスがないと、咬筋の不調和や過度の筋肉活動が生じる可能性があります。
 
以前のブログでも記載したバーティカルストップ。臼歯部での食いしばる時のストッパーとなる部分、アンテリアガイダンスは前歯の滑らかな動きをサポートして、口の中の機能を円滑に進めます。
 
これらの要素が適切に調和することで、咬合は安定し、歯や顎関節にかかるストレスが均等に分散され、口腔機能が効果的に行われるようになります。
 
前歯が噛み合っていない方は、奥歯に確実に何かしらの影響を与えています。
 
適切なアンテリアガイダンスはとても重要なのです。
 
歯科医院側も、被せ物や詰め物を提供する時はこの二点をしっかりと押さえて治療すべきです。
 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員