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歯牙移植の事前準備

2024/02/22

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯牙移植を希望された患者様。
 
最近当院では、歯牙移植を希望された場合は必ずCTを撮影するのですが、並行して3D模型を作成し移植先の大きさや移植する歯牙のレプリカを事前に作成し収まるかどうか確認をするようにしています。
 
歯牙移植は適切な処置が求められます。
 
抜歯時に歯根膜を挫滅させないこと、乾燥させないこと。
 
移植先に肉芽組織などを残さないこと。
 
縫合で固定することなど全て大切となっていきます。
 

 

 
移植候補の歯牙をレプリカ作成し、CTを元に作成した3D模型でレプリカが確実に収まるためにはどうしたら良いかを事前に準備します。
 
数年前までの歯牙移植は、レントゲンで長さを測って、口腔内で合わせるという形でしたが、事前に患者さんの固有のレプリカ模型でできるということもあり、かなり精度高く治療ができるようになりました。
 
術者のストレスが限りなく低いことは、治療成績にも大きく寄与されると考えられます。
 
歯牙移植は10年生存率は比較的高い臨床となっています。
 
10年後からは、癒着や歯根吸収などが起こると言われますが、10年間義歯やブリッジなど自分の歯に負担をかけずに後ろにズラせることはとても有益性の高い治療と考えられます。
 
気になる方はご相談ください。
 
 
 

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