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歯科金属とMRI

2020/11/04

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

インプラント治療やお口の中に金属などを使用している患者さまからよくいただく質問として、「CT撮影やMRIなどの画像検査に影響を受ける際に影響がありますか?」と聞かれることが多くあります。

 

口腔内や顎のCT撮影においては、インプラント部や被せ物などの金属部分にX線が当たると、画像上にわずかに影響が出現することがありますが、他の身体の部分には影響ありません。

 

MRIの場合は口腔内にマグネットなどの磁石が装着されている場合だけ注意が必要です。

 

口腔領域でマグネットなどの磁石を使用するときは、主に義歯の治療です。

 

義歯の安定のために、残根となった歯やインプラントをした歯にアタッチメントを取り付けて安定を求めるようにすることがあります。

 

磁石であるため固定しやすく、安定しやすく、また取り外すときにもインプラントに負担をかけないというメリットがあります。

 

しかし基本的に、この磁石は義歯の内面に取り付けられています。

 

口腔内に入っているアタッチメントの土台はキーパーと呼ばれるものであり、磁石ではありません。
そのため、MRIなどの検査の際は義歯を外して検査を受ければほとんど影響が出ないと言われています。

 

厳密に言うと義歯の磁石がくっついている方のアバットメントは少し磁気を帯びているため、僅かながら影響をが出ることがあります。

 

このような場合はインプラントに装着されている土台(アバットメント)を外す必要があります。

 

一方磁性を含まない金属(保険の銀歯、金歯、インプラントのチタン、自費の義歯)はMRIなどではほとんど影響が出ることはありません。

 

義歯にはたまに磁性のステンレスが含まれていることがありますので、撮影時には外すようにしましょう。

 

またMRI撮影によって生じる歯科用金属の吸引(動いてしまう、ずれてしまう)などは顎骨にしっかり入っていれば全く問題ありません。
しかし、事前に歯科医院で確認しておくと良いでしょう。

 

以上のように口腔内に装着された歯科用金属は、MRIの画質を低下させることがあっても、装着自体に問題がない限り、検査の安全性には影響しません。

 

しかしMRI検査では、歯科用金属についての解釈の違いから必要な検査が実施されないという問題が生じる音があります。

 

特に磁性アタッチメントについては誤解が多く、取り外しのできる入れ歯をはずせば安全に検査可能であるにもかかわらず、検査を拒否されるケ-スも少なくないようです。

 

このような場合は、一度歯科医院に相談し直接連絡取るようにしていますのでご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員