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抜歯後、骨はどれくらいでできるのか

2020/10/22

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

抜歯後どれぐらいでインプラントが可能かどうかという質問をよく受けます。

 

抜歯後の治療方針を決めたは良いが、抜歯後に実際インプラントを行ってそこから骨とくっつくのを待って被せ物を作成するというと、最短でも4−5ヶ月要することがあります。

 

抜歯後、骨が出来上がるまでは厳密に3ヶ月ぐらいかかります。

 

抜歯後7日間は血餅期と呼ばれるいわゆるかさぶたの期間から始まります。

 

その後肉芽組織と呼ばれる組織に変化していき、修復及び、骨を作る作業に入ります。

 

そして抜歯後1ヶ月程度から「仮骨期」と呼ばれる時期に入り、まだ弱いですが骨が形成されてきます。

 

そして3ヶ月ごろになるとようやく成熟された骨に変わってきます。

 

平均ではこのように3ヶ月ほどで完成してきますが、個人差や感染状況にもよります。

 

年齢が上がるにつれて治りも遅くなりますし、内服状況によっても変わることがあります。

 

また細菌感染が著しい場合などは、骨の回復が完全に戻らない場合もあります。

 

2ヶ月前に抜歯したレントゲン。

 

虫歯がかなり深くなっており、歯根破折。ブリッジとしては使用することは不可能であるため抜歯となりました。
抜歯後に欠損部はインプラント治療を希望。

 

抜歯後2ヶ月のCT像です。

 

 

仮骨はほぼ終了し、成熟骨への移行中でしょうか。
高さはだいぶ回復してきましたが、骨密度がまだ少し低い所見。

 

しかし極端な欠損や感染はないため、来月ぐらいにインプラント治療を行うことができます。

 

前歯においては、抜歯即時インプラントなどの抜歯と同時にインプラントを入れるという方法もケースによっては可能となりますが、いくつか条件がマッチしないと成功しません。

 

このようにインプラントをすると決めても、

 

・ターゲットとなる骨の回復を待たなければいけない(およそ2ヶ月から3ヶ月)
・インプラント埋入後に骨と結合するまで2ヶ月以上待機しなければいけない
・被せ物が最後に出来上がるまで1週間から10日間かかる

 

結論やはり、5ヶ月ぐらいかかってしまいます。
さらに骨造成などの処置をするとプラス半年かかります。

 

抜歯即時インプラント でも最終的な被せ物装着まではおよそ3ヶ月かかります。

 

そのため、できるだけ早めの着手するに越したことがありませんし、また何より欠損の時期をどのように過ごすのかということも事前にしっかりと考えなければなりません。

 

・全くない状態で過ごすのか
・義歯などを一時的に使用するのか
・インプラントの仮歯を入れておくのか

 

インプラントを検討している方、早めにご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

トライアスロンで健康ライフブログ(趣味のトライアスロンのレース記です)
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インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員