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歯冠歯根長比の悪化

2022/01/13

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
前歯部の違和感を訴えて来院された患者様。
痛みなどの症状はないが、歯肉がやや腫脹してしまっているとのこと。
 

 
大きな根尖病巣は認めないですが歯根膜が拡大されている所見。

 
そしてこのレントゲンで得られる所見として大きなところは
「歯冠歯根長比率の悪化」です。
 
本来、歯冠と歯根の関係としては歯冠に対して歯根が1.2-1.5は歯槽骨内に入っていることで咬合力に耐えられる状態となっています。
健康的に機能するためには、歯冠より歯根の方が長い必要があります。
 
しかし歯周病の進行により、歯槽骨が吸収してしまうことで相対的に歯槽骨内に入り込む歯根部分が短くなってしまうか、根尖病巣の存在により歯根が吸収してしまうことで歯冠との比率が悪くなります。
 
特に前歯において歯冠歯根の比率が悪くなることで、下の前歯からの突き上げが強くなり上の前歯が前方に振られてしまい動揺が大きくなってしまうことがあります。
 
歯冠歯根長が悪化した場合は、歯冠部分を短くして残根にするしか歯冠歯根長比を戻す方法がありません。
継続して歯周管理を行なっていくことが大切となります。
 
 
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員