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天然歯とインプラントの連結は良いの?
2025/09/09
こんにちは、静岡市駿河区石田の小嶋デンタルクリニックです。
歯を失ったときの選択肢として広く普及しているインプラント治療。
その中で「インプラントと自分の歯を連結して使えますか?」という質問をいただくことがあります。
一見すると「しっかり固定できて安心そう」と思われがちですが、実は原則としてインプラントと天然歯の連結はNGとされています。

インプラントと天然歯の大きな違い ― 歯根膜の有無
天然歯には「歯根膜」と呼ばれるクッションのような組織が存在します。歯根膜は噛んだ時の衝撃を吸収し、歯がわずかに動くことで力を分散させています。
一方、インプラントはチタン製の人工歯根が骨と直接結合するため、動きが一切なく、力をそのまま骨に伝える構造です。
この「動く天然歯」と「動かないインプラント」を無理に連結すると、噛む力のバランスに大きな差が生じます。
連結によるリスク
インプラントと天然歯を連結してしまうと、次のようなリスクが考えられます。
* 天然歯に過剰な負担がかかり、歯が割れることがある
* インプラント側にも無理な力が加わり、骨に炎症を起こすリスクが高まる
* 清掃性が低下し、虫歯や歯周病が進行しやすくなる
結果として「せっかく残っている自分の歯まで失ってしまう」ということになりかねません。
原則NG。ただし例外もある?
基本的にインプラントと天然歯は独立して設計することが推奨されます。
一部の特殊なケースでは、専門の歯科医師が慎重に判断したうえで連結を行うこともあります。
ただし、当院ではリスクを考慮し、このような連結治療は一度も行っていません。
まとめ
インプラントと天然歯の連結は、見た目には安定しそうでも実際には大きなリスクを伴います。
治療方針は「残せる歯はできる限り守る」「インプラントはインプラントとして独立させる」が基本です。
「歯を失ったけど、自分の歯とつなげて使えるのでは?」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
正しい知識と治療方針で、長期的に安定したお口の健康を守ることができます。
コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専門サイトはこちら
→ https://ryu-implant.net
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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