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抜歯にベストな季節はある?知っておきたい季節と体調の話

2026/01/26

こんにちは、静岡市駿河区石田の小嶋デンタルクリニックです。

「歯を抜くなら、寒い時期と暑い時期、どちらが良いですか?」

患者さんから、ときどきこのような質問を受けます。
結論からお伝えすると、抜歯に絶対に良い季節というものはありません。
ただし、季節による身体の変化を知っておくことで、より安心して治療を受けていただくことができます。
今回は、冬と夏、それぞれの抜歯の特徴と注意点についてお話しします。

冬の抜歯の特徴
比較的腫れにくいが、体調管理が重要

冬は気温が低く、血管が収縮しやすい季節です。そのため、
* 血流がやや少なく
* 抜歯後の出血や腫れが強く出にくい傾向がある
という点から、外科処置としては比較的落ち着いた経過をとりやすいと感じることがあります。
一方で、冬は
* 乾燥や寒さによる免疫力の低下
* 風邪やインフルエンザなどの感染症
* 体調不良を自覚しにくい
といった点に注意が必要です。
「腫れにくい季節だから大丈夫」と油断せず、
体調を整えたうえで治療を受けることが大切になります。

夏の抜歯の特徴
治りは良いが、腫れやすい傾向

夏は血流が良く、新陳代謝が活発な季節です。
* 傷の治りが比較的早い
* 回復力が高い
というメリットがあります。

しかしその反面、
* 血流が多いため腫れやすい
* 出血がやや長引くことがある
* 汗や脱水による体調変化が起こりやすい
といった点もあります。
特に、抜歯後すぐの飲酒・長時間の入浴・激しい運動は、
夏場は腫れや痛みを強めてしまうことがあるため注意が必要です。

季節よりも大切なこと

実際には、
抜歯の時期よりも、歯の状態・炎症の有無・全身状態の把握が何より重要
です。
歯ぐきの状態、親知らずの位置、周囲の骨や神経との関係。
これらを正確に診断し、無理のない治療計画を立てることが、
術後のトラブルを防ぐ一番のポイントになります。

小嶋デンタルクリニックで大切にしていること

当院では、
* 必要に応じたレントゲン・CTによる診査
* 炎症が強い場合は無理をしない判断
* 抜歯後の生活指導・フォローの徹底
を通じて、季節に左右されにくい安全な治療を心がけています。

まとめ

* 冬:腫れにくいが、免疫低下・体調管理に注意
* 夏:治りは良いが、腫れやすさに注意
* 最も大切なのは「季節」ではなく「診断と準備」
抜歯を含めた歯科治療は、
その方の状態に合わせて行うことが一番安心で確実です。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)

→ https://ameblo.jp/kojima-dental
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→ https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員