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歯科恐怖症の方への歯科治療について
― 鎮静麻酔を使わない場合に大切にしていること ―
2026/01/24
こんにちは、静岡市駿河区石田の小嶋デンタルクリニックです。

歯科恐怖症の方にとって、
歯科治療は「痛み」そのもの以上に、
治療を受けるという行為自体が大きなストレスになります。
小嶋デンタルクリニックでは、
歯科恐怖症の方に対して
静脈内鎮静麻酔を併用した治療をスタンダードとしています。
一方で、
* 鎮静麻酔のアポイントが取りにくい
* 点滴や麻酔自体が怖い
* できれば通常治療で対応したい
といったご希望があるのも事実です。
今回は、
鎮静麻酔や笑気麻酔を使用しない場合に、
歯科恐怖症の方へどのような工夫を行っているのか
について解説します。
歯科恐怖症の治療で最も重要なのは「最初の麻酔」
歯科恐怖症の方にとって、
最もハードルが高いのは
「麻酔の注射」
です。
ここで痛みや不安を感じてしまうと、
その後の治療全体がつらい体験になってしまいます。
そのため当院では、
麻酔のかけ方に特に注意を払っています。
① 表面麻酔は「しっかり・長めに」
麻酔注射の痛みは、
針そのものよりも、刺入時の皮膚・粘膜の刺激によるものです。
当院では、
* 表面麻酔を十分な量
* しっかりと時間を置いて作用させる
ことで、
刺入部位の感覚をできる限り鈍麻させます。
「待つ」ことも治療の一部です。
② 可能な限り細い針を使用する
麻酔針は、
細ければ細いほど痛みの刺激は少なくなります。
歯科恐怖症の方には、
* 極細の麻酔針
* 刺入角度・速度にも配慮
することで、
「いつ刺されたかわからなかった」
という状態を目指します。
③ 麻酔は一気に入れない
歯科恐怖症の方は、
* 緊張しやすい
* 血圧や脈拍が変動しやすい
といった特徴があります。
そのため麻酔は、
* 少量ずつ
* 段階的に
行います。
急激に麻酔薬を注入すると、
圧痛や違和感が強く出てしまうためです。
④ 痛みが出ない環境を「徐々に作る」
段階的に麻酔を入れながら、
* 痛みが完全に消失したことを確認
* 反応を見ながら麻酔量を調整
していきます。
結果として、
「途中で痛みが出ない環境」
を作ることが、
恐怖心の軽減につながります。
⑤ 無理をしない、急がない
歯科恐怖症の治療では、
* 1回で終わらせること
* 治療効率
よりも、
「今日はここまで」
という区切りが重要な場合もあります。
もちろん、一回で終われば良いのですが、歯科恐怖症の方は口腔内を放置していたことにより1回ですまないことがほとんどです。できるだけまとめて行いますが、大切なことの一つとして継続して診療を受けたという経験をつけるということも大切です。
当院では、
* 表情
* 体の緊張
* 呼吸や反応
を常に確認しながら治療を進めます。
当院の基本方針
小嶋デンタルクリニックでは、
* 歯科恐怖症の方には
静脈内鎮静麻酔併用が基本
というスタンスは変わりません。
ただし、
* どうしても鎮静麻酔が難しい場合
* まずは通常治療に慣れたい場合
には、
今回ご紹介したような工夫を重ねながら対応しています。
コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専門サイトはこちら
→ https://ryu-implant.net
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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