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抜歯後の腫れと痛み ― 正常な反応と注意が必要なケース
2025/10/03
こんにちは、静岡市駿河区石田の小嶋デンタルクリニックです。
親知らずを含む抜歯のあとに腫れや痛みが生じるのは、体が傷を治そうとする「生理的な反応」です。
ただし、その経過が通常の範囲を超える場合には、感染やドライソケットなどの合併症が関与している可能性があります。今回は臨床的な観点から整理してみましょう。

■ 一般的にみられる経過
* 腫脹:術後1〜3日で最大に達し、その後は自然に軽快します。通常は1週間前後で大きく改善します。
* 疼痛:手術当日から翌日にかけて強くなり、鎮痛薬でコントロールできる程度。経過とともに徐々に軽減します。
これは組織修復の過程で起こる炎症反応であり、医学的にも想定内とされています。
(参考:日本口腔外科学会「抜歯後合併症ガイドライン」)
■ 合併症を疑うサイン
以下の所見がみられる場合は、通常の経過を逸脱している可能性があります。
* 72時間を過ぎても腫脹・疼痛が悪化する場合
* 38℃以上の発熱や全身倦怠感を伴う場合
* 鎮痛薬が無効な強い痛みが持続する場合
* 排膿・悪臭・開口障害などを伴う場合
これらは感染性炎症、あるいは血餅が失われた状態(ドライソケット)に典型的です。重篤化する前に早期対応が望まれます。
■ ご自宅でのチェックリスト
* 痛みや腫れは「日ごとに改善」しているか
* 顔の腫れが術後数日で落ち着き始めているか
* 高熱や膿の排出がないか
これらを目安に、経過が「通常の回復軌道」に乗っているかを確認することが大切です。
■ 当院の取り組み
小嶋デンタルクリニックでは、
* 抜歯難易度や既往歴を踏まえた術前リスク評価
* 抜歯後に必要な鎮痛薬・抗菌薬の適正処方
* 術後経過の確認と、必要時の速やかな処置
を徹底しています。術後の「これは普通?それとも異常?」という疑問は、多くの患者さんが抱える不安です。私たちはその見極めをサポートし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。
コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専門サイトはこちら
→ https://ryu-implant.net
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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