Blog
ブログ

親知らず抜歯後に注意したい「ドライソケット」—痛みが長引くときに考えられること

2025/10/02

こんにちは、静岡市駿河区石田の小嶋デンタルクリニックです。

親知らずの抜歯後に、「しばらくしてから痛みが強くなった」「思ったより治りが遅い」と感じることがあります。
このようなとき、原因のひとつとして考えられるのが ドライソケット です。
今回は、患者さんからもよく質問をいただくこの症状について、わかりやすくご説明します。

ドライソケットとは

通常、抜歯後の穴(抜歯窩)には血液が溜まり、血餅(けっぺい:かさぶたのようなもの)ができます。この血餅が歯ぐきや骨を覆い、治癒が進んでいきます。
しかし、なんらかの理由でこの血餅が外れてしまったり、溶けてなくなってしまったりすると骨が露出し、強い痛みや治癒遅延を起こすことがあります。これがドライソケットです。
特に下あごの親知らずは骨が硬く抜歯の負担が大きいため、発生しやすいと言われています。

どうして起こるのか?

ドライソケットにはいくつかの要因が関わっています。
* 外科的な負担が大きい抜歯(骨削除や分割抜歯など)
* 出血量の不均衡(少なすぎても多すぎても血餅が安定しにくい)
* 麻酔薬の影響による局所血流の低下
* 喫煙や飲酒など生活習慣による治癒遅延
* 術後の強いうがいやストローの使用による血餅脱落
* 細菌感染による血餅分解

どんな症状が出る?

* 抜歯後2〜3日で再び痛みが強くなる
* 骨がしみるようなズキズキした痛み
* 口臭や耳・こめかみへの放散痛

予防のためにできること

* 抜歯後2日間は強いうがいを避ける
* 喫煙・飲酒は控える(特に術後すぐ)
* 処方薬を指示通りに服用する

当院の対応と安心ポイント

ドライソケットは自然に治癒しますが、痛みを伴うため適切な処置でサポートが必要です。
当院では、洗浄や薬剤で痛みを和らげながら治癒を促すケアを行っています。
さらに、小嶋デンタルクリニックには 口腔外科専門医も在籍 しており、難症例の親知らず抜歯や合併症管理にも対応可能です。
専門性と経験を活かし、患者さんが安心して治療を受けられる体制を整えています。

まとめ

ドライソケットは、親知らずの抜歯後に起こる代表的な合併症のひとつです。
リスク要因を理解し、術後の注意を守ることで多くは予防できます。
もし痛みが長引く場合や不安がある場合は、自己判断せずに早めにご相談ください。
小嶋デンタルクリニックでは、専門医の診療と丁寧なアフターフォローで安心して治療を受けていただけます。

コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)

→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専門サイトはこちら
→ https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員