Blog
ブログ

歯を失ったまま放置するとどうなる?~歯の移動について~

2025/09/27

「奥歯を抜いたけれど、そのままでも噛めるから大丈夫」
そう考えて放置してしまう方が少なくありません。
しかし、欠損部を放置すると周囲の歯が動き出し、噛み合わせ全体に影響が出ることがあります。

実際の症例

今回ご紹介するのは、6年前に奥歯を抜歯し、その後治療を行わずに放置してしまったケースです。
* 6年前のレントゲン:まだ歯牙は存在しますが、残根部も認め、要抜歯状態です。

* 現在のレントゲン:欠損した部分の対合歯(噛み合う歯)が伸び出してきており、抜けそうな状態になっています。
このように、歯を失った部分をそのままにしておくと、時間の経過とともに噛み合わせ全体が変化してしまうのです。

欠損を放置すると起こること

* 対合歯の挺出(出てきてしまう)
* 隣の歯の傾斜・移動
* 噛み合わせのズレ
* 食べ物が詰まりやすくなる
* 顎関節に負担がかかりやすくなる
結果的に、インプラントやブリッジ、入れ歯などの治療を行う際に難易度が上がり、治療選択肢が狭まってしまうこともあります。

小嶋デンタルクリニックでの対応

当院では、歯を失った場合の選択肢を一緒に検討し、患者さんに合った方法をご提案します。
* インプラント治療
* ブリッジ治療
* 義歯(入れ歯)
大切なのは「欠損を放置しないこと」です。早期に対応することで、将来的な治療の負担を大きく減らすことができます。
ただ場所によっては、そのままで良いという選択をすることもあります。欠損となった経緯も最終補綴を行う上でとても大切な視点となります。

まとめ

歯を1本失っても、「今は噛めるから」と放置すると、時間の経過とともに噛み合わせに悪影響が及びます。
今回ご紹介したレントゲンのように、6年後には歯が大きく挺出し抜歯しなくてはいけなくなり、欠損が増えた形になってしまいました。

歯を失った際は、ぜひ早めに歯科医師にご相談ください。
小嶋デンタルクリニックでは、患者さん一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。

コジデン理事長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)

→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専門サイトはこちら
→ https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員