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顎堤がないケース
2024/08/29
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
抜歯時期を見誤り感染した歯の状態で長く置いておくと歯が抜けた後に歯の周りの骨が回復しないということが起こります。
慢性炎症の時期が長ければ長いほど、血流量に乏しく、組織回復にはマイナスとなりますので痛くないのをいいことに抜歯しないでいると抜歯後が大変になります。
例えば抜歯後にインプラントを検討していても、骨が足りないために、骨造成をしなければいけないということもあります。
義歯を作成する時も、顎堤がないことで安定度が悪くなります。
義歯の安定は、周辺粘膜で吸着を得るわけですが、前提として安定した顎堤が必要です。
顎堤がないと吸着が困難となるため、良い義歯の目的が安定となります。

このように顎堤がない場合の義歯はどうしたら安定するでしょうか。
もちろん作成方法の中で安定させる設計にすることは大切なのですが、インプラントオーバーデンチャーという方法もあります。
インプラントオーバーデンチャーは少なくなった顎堤にインプラントを数本埋入し、それを固定源として義歯を安定及び固定する方法。
顎堤がないケースでは有益です。
僅かな義歯の安定でも食事のQOLは変わっていきます。
義歯でお悩みの方もいましたらご連絡ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専用サイト
→ https://ryu-implant.net
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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