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保存が難しい病巣のある歯

2022/11/16

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

数年前から調子が悪い部位があると訴えて来院された患者様。
腫脹しては歯科で洗浄し投薬を受け経過をみていたがやっぱりスッキリしなく調子も良くないとのこと。

 

 

 

大きく病巣ができ、骨がなくなっているのがわかります。
この状態だと保存が難しい。
歯根破折している所見も一部あり、感染根管治療ができない状態であるため外科処置も考えられるが、外科処置をしても嚢胞摘出後に骨が回復するかわからず歯の動揺を招き、その後の補綴処置などにハテナがつく。

 

全身的な体調不良も考慮すると、抜歯がやはり第一選択になるのではないかと思います。
慢性炎症は身体に対して様々な影響を与えます。

 

炎症に対して免疫応答が持続して起こることは身体にとってよくなく、リンパ管や血液を通じて様々な組織に感染が移動することも考えられます。
炎症は小さかろうとしっかり取り除くことが重要です。

 

 

 

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