レントゲンで得られる情報

2022/11/15

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
定期的な歯科受診がすごく大事だなと改めて感じたケース。
 

 
元々親知らずの抜歯希望で来院された患者様ですが、レントゲン写真で左下に何やら病変が。
 

 
過去に神経の治療を行っており、その根尖部から顎骨に大きく透過像が存在しています。
歯根嚢胞もしくは、エナメル上皮腫などの疾患の可能性が高い状態。
最終的な診断は摘出後に病理に提出して確認します。
 
下歯槽神経も圧迫していそうな状況ですが本人はなんとも症状もなく自覚もない状態。
しかし放置することで進行が進めば、将来的に顎骨の切除などの大きな処置となってしまう可能性もあります。
 
顎骨には症状のない疾患が出てくることがあります。
定期的に歯科医院でレントゲンなどを撮影し情報を得ることはとても有益となっていきます。
 
当院では清水桜ヶ丘病院の口腔外科医長も定期的に非常勤で勤務しており、複雑な疾患に対しても診査診断漏れがないように対応しています。気になる方はご相談ください。
 
 
 

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