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歯ブラシで出血するのは歯周病のサインかも

2022/06/01

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

歯科医院に来院される際の訴えで比較的多いのが、「歯ブラシで出血する」です。
毎日の歯磨きで出血することが出てきた、この場所をフロスを当てると出血することがある。
このように痛みはないのだけど出血するということがあります。

 

そもそも出血するということはどういうことでしょうか。
炎症の4徴候(もしくは5徴候)というものがあり、発赤、発熱、腫脹、疼痛、(機能障害)があります。

 
出血は炎症の一つであり、歯肉の場合は発赤を伴った歯肉が結果として出血してきます。
そしてなぜ発赤してしまうのか。
原因は様々考えられます。

 

・物が詰まって歯肉を圧迫している
・歯肉炎や歯周炎を発症している
・歯が欠けたり、詰め物が脱離してしまっている
・歯肉に病変が存在している
・妊娠性歯肉炎

 

そして最も多いのが歯肉炎や歯周炎の発症。
歯肉炎や歯周炎の多くは、歯ブラシ不足などによりそこに細菌が停滞し炎症反応が起きることで歯肉から出血しやすい環境をつくってしまいます。

 

 

出血は炎症の始まりのサインでもあり、初期症状の一つでもあります。
出血の段階である程度しっかりとコントロールできれば、歯周炎の進行を抑えられることも多くあります。

 

歯ブラシで出血することが続いている方は早めに歯科医院にいくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

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