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矯正治療後の後戻りとは

2022/06/02

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 

 
矯正治療後によく聞くトラブルとして「矯正治療後の後戻り」があります。
長い時間をかけて治療をしたのに、またがたつきが出てきてしまった。
 
このような相談よくあります。
時間やお金をかけてきれいにしたのに数年で元に戻っていたらそれは残念ですよね。
 
後戻りの原因として考えられることとしては
 
・骨格の歪みを補正せずに矯正したケース(スプリント矯正に多いです)
・無理な非抜歯での矯正治療(親知らずの残存、高度叢生であるが小臼歯の非抜歯)
・矯正治療後の噛み合わせ不良
・保定装置の未装着
・歯根傾斜
 
他にもたくさん要因としてはあると思います。

 

基本的な考えとしては、歯の移動量が大きいケースであればあるほど後戻りは起きやすい傾向にあります。

 

また無理なスピードで行った場合なども後戻りのリスクは高まります。
最近流行りのマウスピース矯正などは傾斜移動が主ですので、無理な傾斜移動での配列は早期の後戻りにつながっているケースも散見しています。

 
やはり最も大切なこととしては診断・治療計画。
何を使って矯正をするのか、期間はどれくらいで行うのかなど含め診査診断がとても大切となってきます。
 
また患者さんの方でも確実に保定装置を装着することが大事です。
 
矯正治療後の後戻りに対する再矯正治療の相談も受けていますのでご相談ください。
 
 
 
 
 
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