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噛み合わせの難しさ

2020/05/26

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

 

先日、装着しようとしたブリッジ。適合も良好で問題ないなと咬合させたところ当たりが弱い・・・

 

 

模型上ではしっかりと左右バランスよく噛んでいる状態なのに、口腔内に入れると噛まない。
実はこのような現象は稀に起こります。

 

 

咬合付与というものは非常に難しいもので、咬合だけ見ていれば良いというものでもありません。

 

人間の身体において咬合させるためには、左右の顎関節が必要です。そしてこの顎関節の位置によって咬合の位置も変わってきてしまいます。

 

 

 

 

このように、下顎骨に付着する下顎頭という部分と、上顎骨にある関節窩という部分で顎関節は構成されています。通常はしっかりと収まる部分があります。

 

 

このしっかりと収まる部分で関節が入れば、噛み合わせは左右しっかりと均等に噛むことが物理上できます。

 

物理上というのは、あくまできちんとした咬合が付与された状態であればという意味です。

 

ここから歯並びという要素が加わってきますので、歯列不正がある方は、顎関節の位置が正常でも左右で噛み合わない場合もあります。

 

 

そのため矯正治療が必要なのです。
ちなみに、本格矯正治療はこの顎関節の位置を中心に考えます。

 

マウスピース型の矯正は、顎関節の位置は正常という前提で始めます。

 

ですので、最初から顎関節の位置がズレた状態でマウスピース型の矯正をすると将来的に厄介なことになります。

 

 

さて習慣的な噛み癖や、習癖など様々な要因により収まる位置が変化してしまいます。

 

これは、この下顎頭の周りに顎を動かすための筋肉が付着しており、それにより引っ張られてしまうため、本来の位置に戻せなくなってしまうのです。

 

 

そして、顎関節の一番の特徴は、一つの骨(下顎骨)に関節が二つ付いているということです。
そのため、片方の関節周囲の筋組織が極端に発達したりすると歪みが生じてしまうのです。

 

 

 

 

顎関節がズレた状態で、噛み合わせができてしまうと全身のバランスが崩れると言います。

 

顔の歪みや、正中ラインの湾曲。首や肩、腰などの痛みなどが出るとも言われています。

 

 

正常な顎関節の位置を取り込んで噛み合わせを作るためには、また違う装置が必要になります。

 

 

歯科治療の中でもかなり重要な噛み合わせ。噛み合わせ一つで全身に関わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員