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ホワイトニング後の食事で気を付けることは?色戻りを防ぐための注意も紹介
2025/09/29

ホワイトニングで手に入れた白い歯を長く保つためには、施術後の食事内容に気を配ると効果的です。特に施術直後は、歯の表面が一時的にデリケートな状態になっているため着色しやすくなっており、食生活によってはせっかく手に入れた白さが台無しになる恐れもあるため注意が必要です。ホワイトニングの後に避けたほうがよい飲食物や、再着色を防ぐためのコツなどを押さえておけば、白く美しい歯を長く保てるでしょう。
この記事では、ホワイトニング後に避けたい食品やおすすめの食事、経過時間に応じたポイント、日常生活で意識したい習慣について紹介します。ホワイトニング効果を長持ちさせたい人は、ぜひ参考になさってください。
ホワイトニング直後は食事に注意

ホワイトニングを受けた直後の歯は、一時的に敏感な状態になっており、特に最初の24時間は着色や刺激に注意が必要です。
ここでは、直後の歯の状態や避けたい食事などについて紹介します。
歯の表面が一時的に敏感になっている
ホワイトニング後の歯は一時的にエナメル質が脱水状態にあり、刺激に対して敏感になっています。例えば、以下のようなことが起こりやすいです。
- 冷たい水や熱い飲み物がしみる
- 酸味の強い食品に反応する
このようなことが起こりやすいため、ホワイトニング直後は食事内容に気を付ける必要があります。
歯が敏感な状態は時間の経過とともに落ち着いていきますが、最初の数時間から24時間以内は刺激の少ない飲食物を選ぶことをおすすめします。歯が敏感になっているかどうかは見た目では分かりづらいため、施術後は意識的にやわらかく、常温の食べ物を選びましょう。
色素がつきやすい「再着色」のリスク
ホワイトニング直後の歯は、表面を覆っていた「ペリクル」という膜が除去されており、外部の色素が沈着しやすくなっています。そのため、カレーやコーヒー、赤ワインのように色の濃い飲食物を摂ると、再着色が起こりやすくなります。せっかく白くなった歯が数時間で再び着色してしまうこともあるため、ホワイトニング直後の飲食は特に注意が必要です。
施術後の時間経過と注意の目安
ホワイトニング直後の数時間は、歯の表面が薬剤の影響を受けて不安定な状態です。色素を吸着しやすくなっているため、一定の時間は濃い色の飲食物を避けましょう。注意が必要な時間はホワイトニングの方法によって異なり、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングでは次の時間が目安になっています。
- ホームホワイトニング
- 施術完了から約1〜2時間
- オフィスホワイトニング
- 施術完了から約24〜48時間
時間の経過とともに歯の表面は安定が進み、再着色のリスクが軽減されていきますが、施術後は色の濃くないものを選び、刺激や色素の強い飲食物は避けましょう。
ホワイトニング直後に避けたい飲食物

ホワイトニング後の歯は、着色しやすくデリケートな状態です。施術直後の白さを損なわないためには、食べ物や飲み物の種類に注意が必要です。ここでは、ホワイトニング直後に避けておきたい飲食物の具体例を紹介します。
コーヒー・紅茶・赤ワインなどの着色しやすい飲料
コーヒー、紅茶、赤ワインは、ポリフェノールやタンニンといった色素を多く含む飲み物で、ホワイトニング直後の歯に影響を与えやすくなっています。ホワイトニング施術から一定時間内は、このような飲み物を避け、水や牛乳など色素の薄い飲み物を選びましょう。
カレー・ミートソースなどの色の濃い食品
カレーやミートソースは、ターメリックやパプリカパウダー、トマトペーストなど強い色素を含む調味料が使われており、ホワイトニング後の歯に着色しやすい食品です。とくに油分を含む香辛料は歯に残りやすく、短時間の接触でも白さを損なう恐れがあります。
バナナやリンゴなどの果物類
バナナやリンゴなどの果物は色が薄いものの、着色の恐れがあるため、ホワイトニング直後には注意が必要な食品です。
リンゴにはポリフェノールが含まれており、果汁が歯の表面に染み込んで色素沈着を引き起こしやすいです。バナナは糖分と繊維質が多く、歯に残りやすいため再着色の原因になる可能性があります。
豆腐・豆乳・納豆などの大豆製品
見た目が白いため、ホワイトニング直後でも問題ないように思える豆腐や豆乳、納豆といった大豆製品も、実はホワイトニング直後には避けるべき食品とされています。大豆に含まれるイソフラボンやタンパク質は歯の表面に付着しやすく、再着色の要因となる場合があるためです。
調味料にも注意が必要
しょうゆ、ソース、ケチャップ、からしなどの調味料は、少量であっても濃い色素を含んでいます。液状のため、ホワイトニング直後で乾燥している歯の表面に密着しやすい特徴もあり、時間が短くても影響が出る可能性が高いです。
ホワイトニング施術後の食事では、使用する調味料の種類や量に配慮し、なるべく色素の少ないものに置き換えましょう。
ホワイトニング後におすすめの飲食物

色素を含まないことに加え、歯や粘膜に負担をかけにくい食品を選ぶことで、施術の効果を損なわずに食事を楽しめます。ここでは、ホワイトニング後におすすめの飲食物について紹介します。
白米・白身魚などの白い食べ物
白米や白身魚、ささみなどは、色素が少なく歯に刺激を与えにくいため、ホワイトニング直後の食事に適しています。施術後の歯は着色物質を吸着しやすいため、食事内容に迷った場合には、見た目が白い食品を選択しておけば再着色のリスクを防ぎやすいです。
消化によく歯にやさしい食べ物
ホワイトニング施術直後の歯は温度や硬さに敏感に反応するため、柔らかく消化の良い食事がおすすめです。例えば、以下のような食事が向いています。
- おかゆ
- 雑炊
- うどん
- 具の少ないスープ など
このような食事は刺激が少なく、咀嚼による負担も小さいため、刺激が心配な人でも食べやすいです。また、常温またはぬるめの温度にすることで、しみたり痛んだりする症状も避けやすくなります。
水・牛乳などの飲み物
水や牛乳は、着色の心配や刺激が少ないため、施術直後でも摂取しやすい飲み物です。特に水は口腔内を洗い流す働きもあり、ホワイトニング施術直後の唾液が減少しやすいタイミングに口腔内の衛生環境を保つためにも、こまめに摂取しましょう。また、スポーツドリンクやジュースは透明でも酸性度が高く、エナメル質に刺激を与えるためホワイトニング施術直後は避けましょう。
控えめに食べるべき食品の見極め方
ホワイトニング施術直後に食べてもよい食品の見極め方として、白い布地やプラスチック容器に付着した時の様子を想像する方法があります。食品が付着して色味が残るような食べ物は、歯にも色素が沈着しやすいため注意が必要です。
逆に、色味が目立たない食べ物は着色性が低いと判断できるでしょう。ただし、バナナや大豆製品のような例外もあるため、あくまで判断方法の一つと考え、歯科医院の指示を守ることが大切です。
ホワイトニング後の経過時間に応じた食事のポイント

施術後の時間経過にあわせて、歯の状態や着色リスクは変化します。段階ごとに適した食事を把握し、白さを維持するための判断に役立てましょう。ここでは、ホワイトニング後の経過時間に応じた食事のポイントを紹介します。
24時間以内に特に気をつけたいこと
ホワイトニング直後の24時間は、着色や刺激への感受性が高い時間帯です。この時間は食事の内容だけでなく、摂り方の工夫も意識しましょう。すでに多くの食品・飲料に制限がある中で、特に見落としやすいのが、食べるタイミングや頻度の調整です。色の薄い食品でも、間食を何度も繰り返すと歯の表面に色素が残りやすくなります。なるべく間食の頻度は減らし、食後に口をゆすぐ、水分をこまめに摂るなどの対処を意識して、再着色のリスクを下げましょう。
時間とともに色の定着が進む仕組み
ホワイトニング直後の歯は、薬剤の作用で内部構造に変化が生じ、見た目の白さが一時的に強調されます。その後、時間の経過とともに水分やミネラルの再吸収が進み、エナメル質の構造が安定し、自然な白さになる仕組みです。
この過程でペリクルと呼ばれる保護膜も再生され、外部からの色素の影響を受けにくくなります。この状態になれば食事も通常に戻せますが、ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、日頃のケアを意識していきましょう。
ホワイトニング効果を長持ちさせるための生活習慣のポイント

ホワイトニングで実現した歯の白さを長く保つためには、施術後の食事内容だけでなく、日常の口腔ケアや生活習慣全体への意識が重要です。ここでは、歯の白さを保つための具体的な方法を紹介します。
食後の歯磨きとうがいを徹底する
歯への色素沈着を防ぐためには、口内に色の濃い飲食物の成分を残さない意識が必要です。特に食後は歯の表面に着色物質が残りやすいため、歯磨きやうがいによって早めに除去しましょう。外出時やすぐに歯磨きが難しい場合には、水で口をゆすぐだけでも効果が期待できます。
着色しやすい食品を食べるときは工夫する
色の濃い食品を避けられない場面でも、工夫次第で着色リスクを軽減しやすくなります。例えば、以下のような方法が効果的です。
- 食前に水を飲んで歯の乾燥を防ぐ
- ストローを使用して歯に直接触れにくくする
- 食後に速やかに口をゆすぐ など
カレーや赤ワインのような着色しやすい飲食物は、できるだけ飲食の時間や回数を減らすようにするのもおすすめです。
定期的なメンテナンスを受ける
日常のケアだけでは限界があるため、ホワイトニング後も定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けましょう。経過観察を通じて歯の状態を確認し、必要に応じてクリーニングや再処置を行うことで、着色を防ぎやすくなります。オフィスホワイトニングで歯を白くした後、自宅でできるホームホワイトニングを続けて、白さを維持する方法もおすすめです。
生活全体を見直して色戻りを防ぐ
飲食物やケア方法だけでなく、生活全体の見直しもホワイトニング効果を持続させやすくなります。例えば、以下のような習慣や体質はホワイトニング効果に悪影響が出る可能性があります。
- 喫煙習慣がある
- 唾液の分泌が少ない
もともと喫煙は歯を着色しやすいため、歯の白さを保ちたい場合には、思い切って禁煙するのもおすすめです。また、唾液の分泌が少ないと歯が乾燥しやすく、着色の原因になります。水分の摂取量を増やしたり、口呼吸の方は意識して鼻呼吸に変えることで改善されることが多いです。
まとめ
ホワイトニング後の歯はデリケートになっており、食生活に注意しなければ再着色の恐れがあります。色素の強い食品を避けるだけでなく、時間経過による歯の変化を理解し、それに合わせた食生活をしましょう。食後の歯磨きやうがい、定期的なメンテナンスのほか、日常的な食事内容や生活習慣の見直しも、ホワイトニング効果を長持ちさせる秘訣です。
小嶋デンタルクリニックでは、ホワイトニングのカウンセリングや診察時に、食事や飲み物の色がどのように影響するかも細かくご説明いたします。ホワイトニング後の再着色が心配な方や、普段の食生活から歯の着色について見直してみたい方など、歯の白さやその維持に興味のある方は、小嶋デンタルクリニックへお気軽にご相談ください。
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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