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スマイルデンチャーの寿命
2024/04/10
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損後の補綴処置として、義歯があります。
歯を削る必要なく、とても簡易的な補綴方法。
欠点としてはサポートしている歯に影響を与えたり、何よりも義歯ならではの不自由があります。
外れるリスク、歯肉が痛くなるリスク、舌や頬粘膜の違和感、発声のしづらさ。保険だと審美的な課題。
それを抜きにすれば安価ですぐ作れる義歯は大きなメリットとなるわけですが、ずっと同じもので一生使えることはありません。
スマイルデンチャーと呼ばれる保険外で作成する義歯も2-3年が交換の時期と言われます。
スマイルデンチャーは金属のバネがなく、ウイングと呼ばれるフックが歯にかかるわけですが、取り外しにより段々とウイング部分が劣化していきます。
ウイング破折も起こることがあります。
またスマイルデンチャーは特殊な材質で作成しているため、修理は専用のラボに出す必要があります。
そのため基本的にはスマイルデンチャーの破折などは修理するというより、新製する形となります。
不適合の状態で無理に使うことは、残存している歯や顎堤を悪くしてしまうリスクになりますのでできるだけ2年で交換のイメージを持つと良いと思います。
もちろん適合に問題がなければ、2年以上も使用することができますので歯科医院で随時チェックするようにらしましょう。
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