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スマイルデンチャーの寿命

2024/04/10

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
欠損後の補綴処置として、義歯があります。
 
歯を削る必要なく、とても簡易的な補綴方法。
 
欠点としてはサポートしている歯に影響を与えたり、何よりも義歯ならではの不自由があります。
 
外れるリスク、歯肉が痛くなるリスク、舌や頬粘膜の違和感、発声のしづらさ。保険だと審美的な課題。
 
それを抜きにすれば安価ですぐ作れる義歯は大きなメリットとなるわけですが、ずっと同じもので一生使えることはありません。
 
スマイルデンチャーと呼ばれる保険外で作成する義歯も2-3年が交換の時期と言われます。
 
スマイルデンチャーは金属のバネがなく、ウイングと呼ばれるフックが歯にかかるわけですが、取り外しにより段々とウイング部分が劣化していきます。
 
ウイング破折も起こることがあります。
 
またスマイルデンチャーは特殊な材質で作成しているため、修理は専用のラボに出す必要があります。
 
そのため基本的にはスマイルデンチャーの破折などは修理するというより、新製する形となります。
 
不適合の状態で無理に使うことは、残存している歯や顎堤を悪くしてしまうリスクになりますのでできるだけ2年で交換のイメージを持つと良いと思います。
 
もちろん適合に問題がなければ、2年以上も使用することができますので歯科医院で随時チェックするようにらしましょう。
 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員