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歯の突然の激痛:咬合性外傷の原因と対処法

2024/03/23

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
虫歯じゃないのに突然歯がとてつもなく痛くなることが稀にあります。
 
奥歯だったり前歯だったり。
 
その原因の一つに咬合性外傷があります。
 
咬合性外傷とは文字通り、咬合による外傷の発生。
 
歯ぎしり、食いしばり、過度の咬合負担、様々な要素により、極端に歯に刺激が入ってしまうことで歯の中に炎症が出現してしまい、痛みが強く出てしまいます。
 
その炎症とは、歯の中の歯髄の炎症から、歯の周りの歯根膜の炎症までと様々。
 
炎症が不可逆的になると神経をとるような治療が必要となります。しかし、咬合性外傷が発生するような部位の神経をとる治療は、将来的に同様の負荷により、歯根破折を招くリスクが高くなり、抜歯という運命を辿ることもあるため、痛みが強くても最初はいきなり神経の治療をすることはありません。
 
極端に噛み合わせが強くなっている部位の調整と、鎮痛剤、生活指導で数日過ごし徐々にピースを脱してくれば神経は元に戻る可能性もあります。
 
しかしどちらにせよ、原因をしっかりと考えた方が良いです。歯ぎしり、食いしばりなのか、片方が欠損していることによる咬合不正なのか。
 
それを解決していかなくてはまた同じことを繰り返してしまいます。
 
痛みを我慢しつつ、軽快になってきたらしっかりと再発を繰り返さないための治療を行いましょう。
 

 
 
 

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