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歯周病コントロール

2024/03/22

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯周病で歯を失った場合の補綴は凄く難しいです。
 
その理由としては、
 
– 歯が移動している
– 残存している歯と歯周病で動揺している
– 口腔内に歯周病細菌がいる
 
など、補綴を行う上でハードルがいくつ存在します。
 
歯周病の方は様々な不安要素が高いです。
 
義歯を装着しても、残存している歯が動揺しているため安定しない。歯が移動しているため、ブリッジや噛み合わせを作るのが困難。
 
歯周病細菌が多いため、長期的な予後が望まない。
 
このように非常に治療を難しくするのが歯周病リスクの高い方の特徴です。
 
インプラント治療がベストなのですが、歯周病により骨も多く欠損している、インプラント周囲炎のリスクも高い。
 
そのため歯周病で歯を複数失った場合の治療法の最初の選択肢は歯周病の初期治療と矯正治療になります。
 
歯周病の原因である細菌を取り除くこと。
 
歯の移動が起き不正となった咬合を正すこと。
 
まずこれがファーストステップです。
 
その後補綴となることが、長期的に予後が良い結果をもたらします。
 

 
歯周病は時間をかけて悪くなっていきます。
 
そのための治療も長くなります。
 
しっかりと治すことが大切です。
 
 
 

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