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矯正で引っ張るしかない歯
2023/10/16
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
交換期を迎えているけれどなかなか出てこない歯。
周りの子は結構交換が終わっているけれど、私はまだ。乳歯や永久歯への生え変わりは個人差があるといえど心配になりますよね。萌出平均年齢から前後1年近く差があると言われているので極端な心配はいらないのが実際です。
交換期に入ったら永久歯の本数や萌出方向が正しいかどうかをパノラマエックス線と呼ばれる口腔内全体を撮影するレントゲンで撮影すればすぐわかります。
レントゲンにて永久歯の存在は確認できたけれども萌出方向が悪く、このままでは出てこれない状態がわかりました。
交換時期になっても当然萌出せず、矯正医と相談し切開したのちブラケットを装着し引っ張ることに。
実はこのようなケースというのは結構あります。
子供のうちに気がつきアプローチできることは本当に素晴らしいと感じます。
大人の方でそのまま埋伏しており、上に隙間があるためなんとかして欲しいということで来院される方も結構いらっしゃいます。現在は口腔内に対する意識も向上し、予防歯科も浸透した結果、事前にこのような歯並びも改善に向かうことができます。
大人になり埋伏している歯を動かすというのはとても大変であるほか、動かした歯をスペースに入れるということもかなり移動量が大きくなるため硬化した骨において時間がかなりかかります。
まずは交換期に入ったら歯科医院でレントゲンを撮影していきましょう。
かなり有益な情報が得られます。
気になる方はご相談ください。
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