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予知性が高い骨造成

2023/09/25

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラントの設計。
 
下顎臼歯部欠損に対しての設計ですが、若干骨が少ない状態です。
 
しかし内側性の骨欠損、周りは厚い骨に覆われています。
 
一般的に内側性の骨欠損は骨ができやすいと言われています。
 
人工骨が安定しやすいというのが一番の理由です。
 
これが外側性に骨欠損していると、人工骨は安定しにくくタックピンを打って固定させたりする必要があります。骨は一般的に外側から吸収することがほとんどなのですが、下顎においては厚い皮質骨が存在しており、そのおかげで吸収が穏やかなことがあります。
 

 
抜歯後1ヶ月のプランニング。
 
周りは骨に覆われており、内側性の吸収のみ軽度に認める状態でした。
 
インプラント埋入時に抜歯窩とのギャップに骨補填を行う骨造成で十分安定する状態。まさに予知性の高い骨造成といえます。
 
骨が足りない、と言われた方もどういう状態で骨が足りないのかの精査をすると良いでしょう。
 
 
 

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