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出血傾向が強い方への外科処置
2023/05/27
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
外科処置を行う上で必ず確認する必要のある項目として出血傾向。
外科処置は必ず出血を伴いますので、その出血が正常に止血できるか、出血コントロールが取れるかというのが一つ外科処置を行う上で考慮すべきポイントとなります。
全身疾患の関係上、過去の既往歴からの内容も踏まえて抗凝固剤、抗血栓薬を服用している場合は、出血が止まりにくい傾向にあります。
しかしどの程度止まりにくいのかという評価は、血液検査のデータを確認します。
血液データを確認し出血時間などを考慮して行う外科処置の侵襲度と照らし合わせ治療を行います。
以前までは、抗凝固剤や抗血栓薬などを一度休薬して外科処置を行うなどが一般的でしたが、今は休薬せずに行うというのがガイドラインとして出てきています。もちろん条件はありますが。
当院でも血液データを確認したのちに、基本的に休薬せずに行います。
休薬することの全身に対するデメリットが大きいことが一番なのです。歯科の外科処置を行うために休薬しそれにより、血栓や梗塞を発症するなど限りなく相関しそうなことは避けるべきなのです。
そのため外科処置前に、かかりつけの先生と対診を取らせていただくことがあります。
心配な方はご相談ください。
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