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欠損後放置していると骨は薄くなっていきます

2022/08/05

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
前歯にインプラントを検討していると訴えて来院された患者様。
ブリッジが装着されていましたが動揺してきて抜歯してしまったとのことで、ブリッジではなくインプラントができないか。
一見骨はありそうな所見でしたので一度CTを撮影してみることに。

 

 
薄くなっています。
細いインプラントを数本埋入するか、骨造成が必須な状態。
 
このように欠損して欠損部をそのままにしていると骨は痩せます。
そのままにしているというのは、ブリッジなどでも入れておいても骨はどうしても痩せてきてしまいます。
骨の吸収は基本的に表側から起こります。
 
表側よりどんどん薄くなっていくため、前歯においては厚みが失われてしまいます。
一般的にインプラント埋入後でも表側より1.5mmは骨が吸収すると言われていますので、埋入時は表側に1.5mmはインプラントとスペースを作らなければいけない。
よって今回の場合は、骨造成が必須となっています。
 

 
骨もどのようにつくるか。
自家骨を使うか、異種骨を使うか。
今回は、量が多いので自家骨と、異種骨を混合させて行う必要がありそうです。
自家骨はブロックで下顎の奥より採取していく予定となります。
 
できるだけインプラントを決断するのであれば早めがいいです。
それはやはりインプラントがあることにより骨の吸収を抑えられることに挙げられます。
 
悩んでいる方はご相談ください。
 
 
 
 
 
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