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矯正治療後の後戻りとは?

2022/04/04

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

以前矯正していたけれど、また歯並びがガタついていた。
矯正治療後の後戻りの相談を受けることがあります。

 
後戻りとは、矯正治療が終了して歯並びが良くなったけれども数年でまた元に戻ってきたり、矯正治療終了後の綺麗な歯並びではなくなってしまった状況を言います。

 

この後戻りの原因は複数あります。

 
・骨格の歪みを残したまま矯正した場合
・親知らずを残した状態で矯正した場合
・矯正治療後の噛み合わせが悪い場合
・傾斜移動主体の矯正治療を行なった場合
・矯正治療における歯の移動が大きい場合

 

歯の移動は、骨の吸収と添加の繰り返しで行われます。
移動したい側の骨が溶けて、動いた後の骨が新しくできる。

 
このバランスと時間がとても大事で、極端に強い力を加えれば添加が追いつかずに吸収ばかりとなってしまい結果後戻りしやすくなってしまいます。

 
また噛み合わせの力による後戻りもあります。
日々食事などにより噛む力により、歯が移動していくのです。
適切な噛み合わせができていないと、後戻りしてしまうのです。

 

 
後戻りを防ぐためにできることとしては、保定装置をしっかりと装着すること。

 
保定装置には

 

・マウスピース
・ワイヤー
・取り外し可能なワイヤー

 

大きく3つあります。

 
マウスピースや取り外しだと面倒、無くしそうという方は、ワイヤーを歯の裏側に装着しておくことで確実な保定ができます。

 

保定の期間は、平均して2年間ですが、長期間の場合は3年。逆に3年以上の保定はあまり意味がないと言われています。(正常な噛み合わせという条件下)

 
以前矯正治療しているのだけど、後戻りしてしまった方の矯正治療もお受けしていますのでお声かけてください。

 

 

 
 

 

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