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歯根嚢胞は根管治療と外科治療

2022/03/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯科治療の中でも頻度の高い「根管治療」
 
治療の成功率として
・1回目の抜髄処置で約90%
・1回目の感染根管治療(病変あり)で約80%
・再再根管治療で約70%
・外科的な根管治療を並行して約90%
 
外科的な治療を併用しなければ、再治療における成功率は約70%とされています。
 
成功率に影響する因子としては
・再治療前の根尖病巣の存在
・根管充填の位置や質
・最終的な修復物の質
・根管の解剖学的形態や治療後の形態維持状態
 
このような形となってきます。
 

 
腫脹を繰り返す部位ということのためCTを撮影。
 
嚢胞を確認できるため、通常の根管治療と並行して外科的な治療を行うこととなりました。

 

根管治療でも一旦は消炎してきますが、レントゲンで得られるように嚢胞化すると、嚢胞壁が存在してしまうので、この撤去は外科処置を行わないと取れません。
 
再治療を防ぐためにも外科処置を並行して行った場合がありますので、随時相談させていただいております。
 
 
 
 
 
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