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サージカルガイドの精度
2022/03/04
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
当院ではインプラント治療を行うときに、ほぼサージカルガイドを使用したオペを行なっております。
全てのケースではないですが8割はガイドを使用したオペを基本としています。
サージカルガイドを使用することで以下のメリットがあります。
・インプラントの適正な方向性
・インプラントの適正な埋入位置
・ノンフラップオペの実現
治療は基本的に水平位といって患者様の体制は診療台を水平にして行います。
それに対して下顎の位置、上顎の位置が変わってくるため顎に対して垂直に治療するということが実はとても難しいです。
上から見て垂直に見えていても実際は後ろに傾斜していたということはあります。
インプラントを埋入する部位の前後にマークとなる歯があれば比較的垂直的なポジションを認識しやすいですが、歯がないケースや一番後ろのケースにおいては傾斜してしまいやすいのが実際でレントゲンなどで確認できる場合があります。
そこで、コンピュータ上で理想的な方向性やポジションを設計したインプラントに向けてガイドとなる装置を作ることで上記のミスをなくすことができます。
サージカルガイドを装着した状態でのCT写真。
このように白い部分から下に骨がありそこに向かい埋入すれば理想的なポジションであることがわかります。
ただサージカルガイドに全て頼るのもリスクではあるため、オペ中はガイドを使用しながらも常に外して方向性や深度などを確認して行うようにしています。
通常のオペレーションと、ガイドを用いたオペレーション。
両方を重ねることで、安心で安全なインプラント治療が実現します。
ガイドオペについて気になる方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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