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根管治療で骨は回復するか
2021/09/09
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
左下噛むと違和感がある、歯肉が腫脹すると訴えて来院された患者様。
左下に銀歯が装着されており、軽度の動揺と歯肉腫脹を伴う状況でした。
初診でのレントゲン撮影の状態。

はっきりと根尖部に黒く透過像が出来上がっているのがわかります。
慢性根尖性歯周炎。
原因としては過去に虫歯の治療を行い被せ物を行なっているためその虫歯治療の際に神経がなくなったかそれ以前か、虫歯治療後になくなったか。
神経に到達している虫歯や神経にかなり近接している虫歯治療において、神経を残す処置を行っても長期的に失活といって神経がなくなってしまうことがあります。
バイタルテストではマイナス判定。
銀歯を外して根管治療を開始しました。

根管治療後の根管充填後のレントゲン。
根管治療開始して1ヶ月ぐらいですが、だいぶ骨に連続性が出てきました。
骨に入り込んだ膿がなくなり、骨が回復してきている可能性が高いという状況です。
歯肉の腫脹もなく経過は良好。
今後被せ物に移行していきます。
一見レントゲンで保存が困難な状態と思われる所見でも、根管治療を行うことで残せる場合があります。
もちろん全て残せるわけではなく、抜歯となるケースもありますが抜歯する前にまず根管治療を開始するというのは選択肢として良いと考えられます。
抜歯をしなくてはいけないと言われている方は、抜歯前にいろんなクリニックで相談を受けてみるといいかもしれません。
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監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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