Blog
ブログ

歯根分割抜歯、ヘミセクションとは?

2021/03/22

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

歯根が残せない状態となった場合、基本的には抜歯となりますが複根歯において「分割抜歯」という選択があります。

 

右下の腫脹を訴えて来院された患者様。

 

以前より何度も腫脹しており、他院では抜歯の必要性を説明されたいたとのこと。

 

 

第一大臼歯に対する根尖病巣であり歯根破折の可能性があります。
保存が難しいことを説明。

 

しかし歯を一本全て抜歯するのではなく、歯根破折し根尖病巣がある根のみ抜歯するというヘミセクションを今回行うこととなりました。

 

複数の歯根がある大臼歯において選択することができるこの術式は、感染根のみを抜歯し健全な根はそのまま残し使用するという方法。

 

歯が一本欠損してしまうと、ブリッジなどにする場合は2本処置が必要となりますが、1本で済む可能性がある術式です。

 

今回は、近心根を抜歯して手前の銀歯を外しブリッジを作ることとしました。

 

このように遠心根のみ残します。
治癒後に、ブリッジを作成します。

 

この方法は保険でも認められている術式です。
上の大臼歯においても分割抜歯はケースによって可能なことがあります。

 

しかし基本的に大臼歯に複根がある意味としては、咬合力にしっかり耐えるため。

 

片足を失った歯根は将来的には抜歯となる可能性もあります。もちろん長期的に保存されている場合もあります。

 

このあたりも事前の診査診断と、説明が大切となってきます。

 

本当に1本抜歯しなくてはいけないのか、よく歯科医師と相談し決めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

トライアスロンで健康ライフブログ(趣味のトライアスロンのレース記です)
http://triathlon51.com

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員