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狭くなった骨幅
2021/03/04
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
先日インプラント治療を希望で来院された患者さま。
右下の欠損部に対してインプラント治療を希望されてきました。
まず通常通り、口腔内診査を行ったのち二次元のレントゲン撮影。

右下の欠損部に対しては骨もしっかりと確認できます。
神経までの距離も十分あり通常通りインプラントが可能であると考えられます。
そして次にCT撮影。

CT撮影を行い確認すると、骨幅が極端に欠損している部位だけ狭くなっているのが分かります。
頬側より潰れてしまっている状態で骨頂部の厚さが5mm程度。
非常に薄い骨であることがわかりました。
インプラント治療自体は可能ですが、骨造成を検討しなくてはいけません。
かなり昔は二次元のレントゲンのみでインプラントを行っていた時期もあるといいますが、やはり二次元で判断するのはかなり危険であるということがわかります。
CT撮影を行い3次元的にあらゆる角度で把握していくことが重要となってきます。
インプラント治療をされる方は確実にステップを踏んでいくようにしましょう。
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監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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