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唇側に骨欠損
2024/02/06
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
一見骨がありそうに見えるレントゲン。
CTで確認してみると
わかりますでしょうか。唇側の骨が欠損しているのです。
特に前歯において抜歯後は薄い骨である唇側から骨が吸収します。
なぜか・・・
このレントゲンは健全な前歯部を横から見たレントゲン。
骨に対して結構唇側に萌出しているのがわかると思います。
噛み合わせにもよりますが、通常の咬合関係の場合はこのように唇側に位置していることがほとんどであるため抜歯をすると唇側の骨が必然的に薄くなるため、吸収してしまうのです。
そのためインプラントなどを選択された場合の埋入ポジションに課題が出てきます。
両隣接の歯根の位置に合わせると、その位置には骨がないため内側に埋入せざるを得ない状態になります。内側に入れたらどうなるか。
角度付きのアバットメントに変更したり、少し舌感が悪くなったりすることもあります。
理想は失った部位への骨造成を併用すること。それにより埋入ポジションをできるだけ内側に入れないで治療することができます。
骨を作らずに内側に埋入することもできるし、骨を作ってもできます。
そのかたの状態に合わせた提案をしていますのでご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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