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睡眠時無呼吸症候群に対する治療

2024/02/01

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯科において睡眠時無呼吸症候群に対する治療として、マウスピースを用いた診療が行われています。
 
作成するためには医科にて睡眠時無呼吸症候群であるという診断が必要です。
 
この確定診断は歯科ではできません。
 
そのため自分は無呼吸だと疑った場合は、まず医科系クリニックを必ず受診し診断されたのちマウスピース装着治療方針と決まった際に、紹介状を書いてもらい歯科を受診するという流れになります。
 
さてどのようなマウスピースなのか。
 

 
無呼吸が発生する要因として、寝ている時に下顎が後退し舌の位置が気道を塞いでしまうことで起こると言われています。
 
そのため気道がどのようにしたら寝ている時に詰まらないかということがポイントとなります。
 

 
A点が咬合している位置、B点が顎を前に出した最大前方位、C点が最大開口時の位置となり、最も安静な位置で気道が開くのがTP(ターゲットポイント)となります。
 
このTPの位置で上下顎をFIXさせるのです。
 
そのためマウスピースは上下顎ハードタイプで装着されます。上下TPポイントで固まるように上下繋がった状態ですので最初は結構違和感があります。
 
しかしながら使用していると、寝れているというベネフィットの方が強くなり大きさや違和感はそこまで気にならなくなる様子です。
 
睡眠時無呼吸があることで、さまざまな健康被害や環境被害が生まれると言われています。
 
仕事の生産能力も低くなることも明らかです。
 
無呼吸が気になる方はまずスリープクリニックなどクリニックを受診してみましょう。
 
治療の選択肢として、歯科で作成できるマウスピースがあります。
 
 
 

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