Blog
ブログ

3D模型で確認するとよくわかる

2023/12/28

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
当院では、患者様のCTデータを基に3D模型を作成し治療プランを作成することが多くあります。
 
特に骨造成が必要なケースや治療が複雑なケースは事前に3D模型にしプランニングや治療を模型上で行うことでより再現性や確実性を高めます。
 
インプラント治療を予定している患者様。
 
レントゲンで抜歯後に中隔が残存しているため、インプラントを中隔で固定し周りを骨造成しようとするプラン。3D模型にし中隔部の位置を把握することと模型上で事前にオペを行い中隔で十分固定が可能かどうかの精査や骨造成の量などを確かめるようにしました。
 

 
術前のレントゲン。
 

 

 
このように3D模型にするとより具体化されます。
 
この3D模型のサイズは患者様と全く同じサイズになるため患者様の顎骨を取り出したようなイメージです。中隔には十分な骨が残存しますが、埋入のためのホール形成時にバーが抜歯窩に滑らないようにコントロールすることがとても大切です。中隔部への埋入はピンポイントになってくるため少しでもズレると抜歯窩へ滑ってしまいますので注意が必要です。
 
このようなシミュレーションを模型上で実際にできるのはとても大きいです。
 
歯科もデジタル技術を用いることでより安全で確実な治療が実現可能となりました。
 
気になる方はご相談ください。
 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net