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歯を残すための精密治療
2023/06/05
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯科治療の中でも治療頻度の高い根管治療。
治療頻度が高い根管治療、言い換えれば再治療の頻度も高いのが実際です。
根管治療の成功率は全て揃った最高の環境下で、神経を取る「抜髄」と言われる処置で95%以上、一度感染した根管を治療する感染根管治療の1回目のアプローチで90%以上、2回目以降では80%とどんどん再治療が増えるにつれて治りにくくなります。
できるだけ1回の治療で治しきりたいですよね。
根管治療には精密治療が実際とても大切になります。
精密治療で必須なものとしては
– ・マイクロスコープ
– ・ラバーダム
– ・専用の根管治療器具
– ・高濃度の洗浄液
– ・CT撮影
– ・術者の専門的知識と技術
– ・1回に対する治療時間
このように挙げられます。
正直とても保険診療内ではできない内容です。根管治療機器もかなりの種類があり、一般的なクリニックでは用意するのが困難、そしてそれを使いこなす技術力もなければいけません。保険診療で最もネックなのが1回に対する治療時間。保険診療における根管治療の保険点数はとても低く、上記を揃えて進めるには、スタッフ含めた人件費、機材など全て採算を度外視しなければ実現できません。
それが根管治療を長引かせてしまう要因の一つとも考えられます。もちろん要因はそれだけではありませんが。
当院では東京医科歯科大学所属で東京医科歯科大学病院より、歯内治療の専門の先生が隔週来て治療に当たっていただいております。
当院での根管治療は専門の先生でなくてもラバーダム下で上記の機器を用いながら行っていますが、やはり専門領域に従事している先生には診断、技術の面が圧倒的に優れています。
そのため当院において患者様のご協力が得られる方は専門の先生が来る日に予約を取って頂き治療していただいております。一部保険診療でも対応しておりますので、根管治療で悩んでいる方はご相談ください。
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