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下顎前歯部の骨幅は狭い
2023/04/15
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療を行う上で骨の状態はとても大切です。インプラント体は骨内に埋入されるため骨の幅、厚さ、密度、一定の条件が必要となっていきます。歯の大きさを見てわかるように、骨にもそれに応じた厚さや幅があります。当然ながら奥歯にいくほど骨の幅は厚くなりますが、単根と呼ばれる部位の骨は非常に細い傾向にあります。
そして口腔内で最も骨の幅や厚さがないところが下顎前歯部です。非常に扁平でありインプラントを埋入する上で気をつけなければいけないポイントが多数あります。
下顎前歯部にインプラントを埋入予定で計画。レギュラーのインプラントだと自身の骨からオーバーしてしまいますが、ナロータイプと呼ばれる細いインプラントで骨内に入れることが可能です。
下顎前歯は、奥歯がしっかりしていれば極端に力がかかることはないので、ナロータイプでインプラント治療が可能です。稀に奥歯にナロータイプのインプラントが入っていることがありますが、破折リスクがあり危険です。奥歯と前歯だと負荷が全く異なりますので。
今回は、3.3mmの幅のインプラントと、2.9mmの幅のインプラントを計画。細いですね。臼歯部では5.0mmの幅を埋入しますので。
部位によって埋入内容も変えています。ご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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