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ノンクラスプ義歯の欠点

2023/03/15

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
欠損後に選択肢の一つとして存在する義歯。
義歯は、着脱ができるため口腔内を清潔に保ちやすいのが特徴です。
 
インプラント治療や、ブリッジなど歯を削る、外科処置をするということもないため比較的簡単に作れるのもメリットの一つと言えます。
ただ、保険で義歯を作成する場合に歯に引っ掛けるための金属のバネが存在したりなど審美的にマイナスな面もあります。
 
それを改善するのがノンクラスプ義歯。
名前の通り、ノンクラスプ=バネのない、義歯となっています。
特殊な素材を使用しており、弾性が軽度にあります。
そのためバネがなくても、歯に引っ掛けることができ維持を得ることができます。
 
このノンクラスプ義歯の大きな欠点として、修理が難しいことです。
全く修理が不可能ということはありませんが、クリニックでその場で修理というのが難しいのが現状です。
素材が特殊であるため、専用ラボでしか厳密な修理はできません。
破折などが起きた場合などの修理はラボで行う必要があるため、当院ではスペア義歯をノンクラスプ義歯を作成する方には薦めています。
 
着脱を繰り返していると、必ずノンクラスプのウイング部分が破折してきます。
このウイング部分の修理はラボでしか修理ができないため、預かる必要があります。
その間に使用できるスペアが必要となります。
 

 
ノンクラスプ義歯もメリットの裏にはデメリットも存在します。
ご検討されている方はご相談に乗りますのでご連絡ください。
 
 
 
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