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噛むことの重要性

2022/09/10

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 
バランスの良い咬合は全身的にも有益だというエビデンスは多く存在します。
また高齢になった時に、若い時に健康面で注意しておけばよかったことの上位に「口腔内管理」とあげられるように、噛むことというのは人生において非常に重要な要素だと考えられます。
 
そもそも咀嚼とはなぜ行うのでしょうか。
基本的には咀嚼の役割は、食べ物を消化しやすくすることとなります。
消化器官である胃では、食べ物を溶かすことができても潰すことはできないため、口腔内でよく潰して消化しやすい準備をする必要があります。
 
また咀嚼をすることにより、唾液分泌が良くなります。
咀嚼という行為は、歯と歯を合わせるだけではなく周辺の筋肉や組織を使用します。
そのため動きによる刺激や、食べ物が入った刺激により粘膜にも刺激が入り、唾液分泌が活発になります。
唾液には自浄作用があり、汚れを取り除く機能であったり、細菌が増殖するのを防ぐ能力があります。
 

さらに細菌を死滅させるための酵素もあるため、口腔内を清潔に保つためにも咀嚼は重要な行為と言えます。
 
認知機能との関連性を示すエビデンスも多く存在します。
歯の本数がある方、入れ歯でしっかりと食べている方の認知機能は欠損している人に比べて認知機能が高いという報告もあることから、欠損しないことはもちろん大切ですが、欠損してからも義歯やインプラントでしっかりと噛める環境を作るということが、認知症予防にもつながるということとなります。
 

 
噛むことは口腔内以外で全身的にも非常に重要な要素ですので大切にしていくようにしましょう。
 
 
 
 
 
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