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乳歯のうちからしっかり治療をしておきましょう
2022/07/20
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
乳歯は永久歯に生え変わるから放置していても大丈夫だと思っていませんでしょうか。
大切にするのは永久歯、乳歯は虫歯になっても最悪抜けるから大丈夫!
こんな感じで考える方も多いのが実際です。
しかし乳歯の虫歯を放置することで永久歯に大きな影響を与えることがあります。
乳歯の後ろに永久歯は待機しているわけですが、ただ待機しているわけではありません。
乳歯が口腔内で機能している間に永久歯は形を作ったりしている形成途中なのです。
そのためその形成途中に乳歯の虫歯が進行して感染源が中に入ってしまうことで形成途中の永久歯に影響を与えてしまうことがあります。
このように乳歯の真下に永久歯が存在しますがまだまだ形成の途中。
ここで感染してしまうことで形成が中途半端になってしまったり色や形が変わってしまうこともしばしあります。
永久歯のためにも乳歯をしっかりと治療するようにすることはとても大切となります。
そして乳歯のうちにしっかりと治療すべき理由はもう一点あります。
それは口腔内の常在菌の問題です。
常在菌とは常に在る菌。
口腔内は外と接しているため完全な無菌状態というのは不可能です。
そのため、口腔内に常在菌と呼ばれる細菌がいますが、虫歯の期間が長ければ長いほど常在菌の内に虫歯の菌が定着しやすく、永久歯になっても虫歯になりやすい環境になることがあります。
まずはしっかりと口腔内を綺麗にして虫歯などの細菌が定着しないようにすることが大切となってきます。
永久歯になってからしっかりと管理すればいいやではなく、小さい頃から口腔内を管理することが最大の予防歯科になります。
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