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親知らず痛む

2022/04/09

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

左下の親知らずが痛むと訴えて来院された患者様。
何度も腫脹を繰り返している部位であり、そろそろ抜歯を検討しているとのこと。

 


 
埋伏していますが、周辺歯肉は顕著に腫脹。
明らかに埋伏部位周辺に肉芽組織が存在している状態でした。
炎症を繰り返している親知らずなどにおいては、肉芽組織といった不良組織が形成。
場合によっては嚢胞化することもあり、腫脹を繰り返してしまう原因となります。

 

炎症が一旦治ったところで抜歯を行いました。
抜歯自体は、切開を一部加えて抜歯。すぐ終わりましたが、不良肉芽組織が大量に付着。
 
手前の第二大臼歯まで入り込む不良肉芽組織が存在しており、抜歯の時間より肉芽組織の撤去の時間の方が長くかかりました。
 
炎症を繰り返す親知らずを長期間残すことで、肉芽組織が増えていき状態は悪化していきます。
この組織があるせいで骨は吸収してしまい手前の歯などの予後にも影響が出てきます。

 

炎症を繰り返しているのであれば早めの抜歯が望ましいと改めて思った症例でした。
親知らずの抜歯についてお悩みの方はご相談ください。
 
 
 
 
 
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