Blog
ブログ

粘液嚢胞の摘出のタイミング

2022/04/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

下口唇部に繰り返しできる水疱があると訴えて来院された患者様。
1ヶ月前に口唇を噛んでしまってから何度も繰り返し腫脹と減退を繰り返しているそうです。

 

初診でいらした時も軽度に腫脹。
腫脹というより小水疱。
周辺組織に変性などはなく粘液嚢胞が最も疑われる状態。

 

 

粘液嚢胞とは、粘膜裂傷などにより唾液などが出られなくなる排出障害により起こるもの。
口腔内には無数の唾液を出す管がありますが、その管が裂傷を受け治癒していく過程で閉鎖してしまうと唾液が排出できなくなりプクっと腫脹してしまうのです。

 
膨らむと自然に自壊しますが、繰り返すことも多いのが特徴。
数ヶ月経過をみて自然に治癒しなければ、粘液嚢胞を摘出します。
摘出は部分麻酔にて、一部切開し行います。

 

そのため摘出のタイミングは2−3ヶ月で自然治癒しなければ摘出を進めています。
もちろん経過見ている方もいますが、なかなか自然に消えてこないです。

 

気になる方はご相談ください。

 

 

 

 

 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net