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歯根破折を起こす原因
2021/12/08
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
抜歯の原因となる要素の一つに歯根破折があります。
歯根破折を起こしてしまう原因は様々あります。
・何度も行われた根管治療の歯
・虫歯が縁下に到達し、歯冠歯根長の比率が悪くなっている歯
・根尖病巣の進行により、歯冠歯根長の比率が悪くなっている歯
・極端に太い土台の存在
・食いしばり
など上記以外にもあると思います。
今回左下の腫脹で来院された患者様。
以前から何度か腫脹することがあったが引いてきたので放置。
しかし今回は痛みも少し伴ってきたとのこと。
レントゲンではこのような状態。
明らかに7番目の第2大臼歯の歯根が破折しているのがわかります。
原因としては不十分な根管治療により、破折を招いた可能性があります。
レントゲン上、破折を認めるのは遠心根だけですが、根尖病巣が近心にも大きく存在するため抜歯が適応されます。
歯根破折を未然に防ぐ方法として患者様の方でできることとしては、定期的な歯科医院の受診でのチェックと、レントゲン撮影かなと思います。
歯根の問題となると、コントロールが自分では非常に難しい。
過去に治療している歯がある方は、定期的に歯科医院に受診するようにしましょう。
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