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奥歯が壊れてきた

2021/12/09

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
左下に昔ブリッジ入れた部位が痛くて噛めないと訴えて来院。
以前より疼痛はあったが徐々に咬合痛が強くなってきたとのこと。
 
右下は以前に同様にブリッジが存在しており、歯根破折したため抜歯。
抜歯後当院でインプラントを行いました。
 
左下も当時から少し弱くなっていており、時間の問題であると話をしていましたがいよいよ噛めない状況まで来ました。本人としてはいけるところまでこのままにしておきたいという希望もあったためアプローチは洗浄程度しかしていませんでしたが、食事に影響が出てきたためいよいよ介入することとなりました。
 
本来、根尖病巣を含めた骨に対する感染に対してはできるだけ早期にアプローチした方がいいです。

 

骨への感染期間が長ければ長いほど、骨の回復に時間がかかるほか吸収が大きければ、戻る量も減ります。
 
結果インプラントなどを行う際に骨がない、という事態になりかねません。
 
できるだけ早いアプローチにより骨欠損も少なく済む場合もあります。
 
今回のケースにおいても、骨吸収がかなり大きくなっており抜歯後にどこまで骨回復するかが不明。
臼歯部ですので下歯槽神経との距離が課題となってきます。
 

 
抜歯後の治療内容がある程度決めているのであれば、早期のアプローチが良好な結果をもたらします。
 
 
 
 
 
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