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垂直的、水平的な課題があるケース
2021/08/10
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
欠損部へのインプラント希望の患者様。
歯を欠損してからしばらく期間が空いてしまった様子。
このように奥の歯が傾斜してきているのが分かります。
歯が欠損した場合に、隣接する歯は倒れて傾斜してくるのがよく分かります。
すると本来の歯の幅ではなくなりますが、傾斜であるため歯槽骨の幅は残ります。
理想は矯正で傾斜した部位を起こしてからインプラント治療。
今回は矯正を希望されなかったため、狭いスペースに入れていきます。
今のが水平的な課題。
次に垂直的な課題として
埋入予定部位から上顎洞底まで7.7mm。
最低でも8mmのインプラントを埋入したいので骨造成が必要となっていきます。
1歯に限局しており、上顎洞底の形態も悪くないので侵襲性が低いクレスタルアプローチが適応される。
歯槽骨の幅はしっかり確保できているのでレビュラーサイズのインプラントをサイナスリフトを併用して埋入することとなりました。
やはり欠損してから出来るだけ早く処置した方がいいですね。
上顎洞の位置が下がってくることや、隣接する歯が早期に傾斜してくるなどその後の処置に様々な影響をもたらします。
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