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治療後に歯が痛くなる

2021/07/15

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

歯科医院で治療を開始してから強く痛みが出るようになった!

そのようなこと・・・稀にあります。

 

根管治療を開始してから・・・
歯周病の治療をしてから・・・
歯石をとってから・・・
虫歯の治療をしてから・・・

 

今まで何も症状がなかったのに痛みが出るようになった。
これには色々と原因があります。

 

特に根管治療開始してから痛みが出てくるケースというのは比較的多くあります。
根管治療を必要とする症例のその多くは「慢性炎症」による「慢性根尖性歯周炎」

 

慢性炎症はほとんど痛みがなく時間をかけて進行していくものであり、気がついたら炎症が拡大し骨が溶けてしまっている。

 

放置してしまうことで、さらに炎症は拡大してしまいます。

 

絶対的に治療が必要となるわけですが、今まであった慢性炎症に対して細菌退治としての治療が始まると、そこで争いが起こります。

 

普段は慢性炎症の一方通行でしたので、あまり痛みはなかったのですがそれに対して細菌を倒そうと様々な薬剤含め入ることで、一時的に強い痛みが出現することがあります。

 

わかりやすい例で言うと、擦り傷などにイソジンなど消毒した際にものすごく痛みが出ることがありますよね。
本来、消毒というものは痛みが出やすいものです。

 

何故か歯になると、なんで消毒で痛くなるの?と思ってしまうのは、そもそも症状がなかったところに対しての治療で痛みが出たからそう感じるのであり、痛みがあるところに対して治療をアプローチして痛みが出るのとまた違う感覚なんですね。

 

しかし症状がなくても、炎症が拡大し悪化の道を辿ってしまうことがあります。

 

特に歯科の領域は如何に慢性炎症を消すことができるのかが重要となります。

 

治療後に痛みが出るのは不安ですよね。
何故痛みが出るのかを含め、治療前にしっかりと歯科医師と話をしていくようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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